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2015年5月14日

昼咲き月見草とタヌキワナ

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ホワリと桃色の花が開いた。
昼咲き桃色月見草。
土質によって花の色がだいぶ変わるようです。

この株を取ってきた道端では、もっと濃いピンクの花でしたが、
ウチに根付くと淡い桃色になった。

月見草はいったん根付くと、どんどん増えていきます。


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しかし、ウチのウラ庭に最近タヌキが出没するようになって、
そいつが刈った草の下の土を掘り起こすので困る。

まだ小さな野菜苗の周りを踏んづけたり、なぎ倒したりする。
だから、せっかく植えた苗がダメになってしまう。

この暴挙はちょっと許し難いので、対処することにした。
で、タヌキワナを作ってみました。


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どうやって作ろうかなと考えていた時に、ちょうど目についたのが、お買い物カゴ。
これを使えば簡単にできそうだと思って、作り始めてはみたが、
跡で冷静に考えてみると、ちょっとサイズが小さい。

タヌキというのは、猫よりひと回り大きいぐらいだから、
まぁ入れなくはないし、持ち運び用にはこれぐらいで丁度いいのだけれど、
「どうぞいらっしゃい」のワナにしては、やっぱりちょっと小さい。

でも、まぁいいや。
このあたりのタヌキなら、たぶんワナ慣れはしていないだろうから、
多少小さかろうが、エサにつられてそのうちまんまと掛かるでしょう。

エサはといえば、
この辺りは野良猫が多いので、これに猫でも掛かれば面倒だからと思って、
サツマイモとかニンジンとか、煮豆とかの野菜系にしてみました。

しかし、実際にタヌキがワナに掛かってしまったら、
これをどうしようかという問題が残る。
このあたりの何を食ってるかわからない雑食のタヌキは、私もあまり食べたくはないし、
殺処分というのも、自ら手を下すのは若干気が引ける。

それで、風呂に浸かりながら考えた。
「そうだ、山に持って行って逃してあげよう!」
もう、ウチの畑には帰ってくるなよ、ということで。

山に行けば行ったで、タヌキ同士の熾烈な縄張り争いにもなるだろうが、
それは新たな試練ということで、
タヌキくん、生きてさえいればいいこともあるよ。

と、捕らぬ狸の皮算用。