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2014年9月29日

南海トラフの被害想定

nankai


まぁデータの信憑性は別として、よくできています。
http://www.asahi.com/special/nankai_trough/?iref=comtop_rnavi_r1

高知では30年以内に絶対来るといって、南海トラフ対策を県をあげてやっていたけれど、
結局津波避難タワーを作ったり、避難訓練をするぐらいしかなくて、
海端にはたくさんの新築一戸建て住居が建っています。

そこに住む人は、いくら明日の危機を説かれたって、
放射能被害と同じで、やっぱり目に見えない危険にはなかなか腰が上がらないのだろうと思います。

繰り返される日常の牽引力というか、既定事実の積み重なりの吸着力というか、
人はそんなものの前に簡単に屈してしまう。
ただ避難するということじゃないのだけれど、
「今ここ」は大事だけれど、
そんなものに絡み取られることなく「いつかどこか何か」を夢見れる気力を、いつも持っていたいと思う。