なかんぼう
珍しい木の実をいただきました。
このあたりでは「なかんぼう」と呼ぶのだそうですが、
何だかこけしみたいな不思議な形です。
本当は何ていう木の実なんだろうと思って調べてみました。
濃紫色に熟したところを食べると、ちょっとブルーベリーのような味がします。
緑の丸くて固いところは食べれないので捨てます。
手がかりがなくて探すのに苦労しましたが、
「イヌマキ」という木の実だというのがわかりました。
何と、緑のところが種子で有毒なのだそうです。
木はイチイの仲間で、庭木や防風林によく使われるそうですが、
雌の木にしかならない木の実は、あまり見かけることがありません。
イヌマキは沖縄では古くから高級建築材として利用されているようです。
水に強くて、シロアリにも強いとか。
たくさんいただいたので、ジャムにでもしてみようかと思っています。