畑の様子
ささげの花が咲き始めました。
毎年ながら、この消え入りそうな淡い薄紫に心をひかれます。
一日花で、夕方には閉じて、あくる日には落ちてしまいますが、
かたつむりの角のような、ささげ豆の赤ちゃんがもう出てきます。
ささげ豆は、この季節のウチの常食野菜なので、あちらこちらに植えています。
だから、いったん花が咲き始めると、もうあちらこちらで、毎日毎日、豆、豆、豆。
今日は今年初めての収穫でした。
ゴーヤと混植しています。
そういえば、ゴーヤは花が咲くのだけれど、なかなか実ができないのです。
雄花ばかり多くて。
でも、先日発見したんです。
ほら、ゴーヤの赤ちゃん。
「やったー!」と思ったのですが、
雨のせいか、風のせいか、それともゴーヤなりの何らかの事情があったのか。
翌日には消えていました。
残念。
でも、そのうち何とか実をつけてくれると思います。
こちらはミディトマト。
脇芽がいっぱい出てくるので、取っては移植、取っては移植。
昨年のこぼれ種からの自生えもあるので、
結構あちらこちらにトマトが育っています。
葉物野菜は、
いつも花が咲いて種になるまで放置しておくので、
そのこぼれ種から、小松菜やのらぼう菜の芽がたくさん出てきます。
自然まかせで、循環、循環。
いい感じです。
果樹もいろいろ育っています。
いちじくも、去年は1個だけだったのが、
今年は7、8個はついているようです。
やっぱり、苗木も4、5年経つと実りがあるし、
畑も5年以上続けると、
たとえ砂地でもね、山あり谷ありで、次第にいい感じになってくるようです。
自然農の土とのつきあいというのは、
そういう時間単位での相互作用なのですね。