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2014年1月14日

あられとみそ

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朝方に寝床で聞く雨音は、
これから訪れる一日を呪うかのようなリズムで、
まだ覚めない頭と身体をポタポタと細かく刻んで、深く深く布団に沈めていく。

遅い朝を仕方なく目覚めると、
それらの塊が屋根からどさどさ滑り落ちていた。
いつのまにか雨が、それは雪ではなく、あられになって降っていた。

寒いから、あられのままで溶けないでいる。
砂糖菓子みたいだね。

 
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天気予報を見ても、当分の間は雨か曇りか雪。
こんな日が続く山陰の冬が、ちょっとうっとうしくなってきました。

まぁ、しかしそうとばかりも言っておれないんで、
寒中だし、味噌でも仕込んでおこうかと。

 
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米を蒸して、麹の種切り。
2012年製造だから、二年物の麦味噌と米味噌がまだだいぶ残っています。
今年が三年目だから一番美味い味噌。
そうして、中甕(6kg)と小甕(4kg)がひと甕ずつ空いているので、
今年はそれに仕込んでおこうと思います。

種麹(4.5g)を2袋買ってきて、米を6kg蒸しました。
途中切り返しながら、コタツで48時間。
花がついた米麹を塩切りして完成。

大豆は去年7kgほど取れたので、すべて安心のマイ大豆。
これを5kg使います。
水にかして、麹が出来上った頃合に、炊いてくだいて、
塩切り麹と混ぜ合わせ、それから甕に寝かせます。
今の味噌を食べ尽くす頃には、きっとおいしく熟成されているでしょう。

新しい麹ができたなら、
味噌に使ってもまだ余るので、今年もどぶろくを作ってみようと思います。
作るたのしみ、味わうよろこび。
うまい酒ができればいいのだけれど。

春を呼ぶ歌声喫茶まつり

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山陰の長い冬は毎日空が暗くて何だか気持ちまで寒くなりますよね。
こんな日はストーブにあたりながら、みんなで懐かしい歌でも唄って過ごすしかないね。
ということで。