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2013年12月28日

ゆく年くる年

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外は雪が降っています。
そら豆も来たるべき春を待ち、雪に埋もれそうになりながらも、
どうにかこの長い冬をやり過ごしていくのでしょう。

もう芽が出ないかと思っていたエンドウも、
この寒空の下、ところどころ小さな葉を広げています。

狂い咲きするボケやサクラ。

環境汚染や天変地異に揉まれながらも、
時と思えば芽を出し、花を咲かせる草木の休みない営みが、
とても愛おしく、尊いもののように思えます。

 
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何に怒り、何を哀しみ
時に誰かを愛しく思ったり、誰かを傷つけたり、
そうしてたくさんの事を忘れ、
わずかのちっぽけな事を深く記憶に留めてきたのでした。

夢も現も気の迷い。

時が経てば、
それらはみんな、ただ年を重ねてきただけのようです。

わがままでした。
これからも、わがままに年を重ねていきます。
やりたいことはたくさんあるけれど、
これからは、できることとできないことが出てくるのでしょう。

終わりに向かって歩きます。

それでも、できるかぎり自然の理に沿いながら、
人にはやさしく、そしてみんなで楽しく、
できることを、きちんと手をかけながら、ひとつひとつ。

これからはもう、そういう暮らしにしていきたいと考えています。


そうそう、新年の営業は10日(金)からの予定です。
どうぞよろしくね。

2013年12月23日

明日は餅つき!

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しばらく島根を離れて、ちょっと九州方面に行っておりました。
めっきり寒くなりましたが、明日はいよいよ年末恒例の「みんなでお餅つき」の日です。
去年はモチ米の不作で実施を見送ったのですが、
今年はやります。

ミドリ米ができたので、これが六升で三臼。
モチ米が、十升で五臼。
全部で一斗六升、朝から夕方まで八臼の餅つきです。
準備も万端。

 
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ミドリ米がどんな餅になるのか。
きっとおいしいお餅になるだろうと思います。楽しみ、楽しみ。

白餅、玄米餅、豆餅、ユズ餅、昆布餅、ヨモギ餅、なんかをつく予定。
これを酢餅(大根おろしに柚子酢やカボス酢)で食べたり、あんこやきなこをつけたり、
高菜の味噌漬けで食べたり、カレーの中に入れたり、
朝から夕方まで、蒸かしてはつき、ついては丸め、丸めては食べ、の、
一日中つきたてお餅ざんまいの日です。

お客さんもつきびとも、入れ替わり立ち替わり。
明日は何だかお天気があまりよくないようですが、大丈夫。
お餅つきは土間で薪ストーブをたきながら、ガンガン、ゆるゆるやってます。
参加費はおひとり千円。お時間があればどうぞ。

 
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これは九州からの帰り、寒波の襲来で雪がひどかった。
なんせ、ノーマルタイヤで出てきたので、高速道の冬タイヤ規制にひっかかり、
広島の宮島SAで仮眠して目が覚めたら、
そのまま行くことも戻ることもできなくなってしまって往生しました。

 
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中国山地は雪で越えることができず、浜田道も米子道も全線通行止め。
結局、山陽道の雪が太陽で溶けるのを待って、
もう一度山口の美祢東ICまで戻り、そこから地道で萩を抜けて、
日本海沿いを走ってようやく帰り着くことができた。
やれやれ。

そうそう、今年はこのお餅つきでカフェおさめです。
来年は10日(金)からの営業予定。


年内に田圃の畝の整地やらなんやかや、あれこれやっておこうと思っていたのですが、
やっぱり何もできないまま終わってしまいそうですね。

ま、年が明けてから。