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2013年10月19日

楽しい稲刈り

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16日から稲刈りをやっています。
腰砕けのコシヒカリと、早稲のモチ米を早く刈ってしまいたかった。
刈ってスペースを空けながら、なだら(稲架)を組みながら、延長しながらの稲刈りです。

しかし、稲刈りは本当に楽しいなぁ。
真夏の炎天下の草取りの日々なんか、もう記憶の彼方に去ってしまってるから、
後は何も考えず、黄金色の実りをザクッと刈って干すだけです。

秋の穏やかな日和の下で、
啄木鳥のこんこんのリズムを聞きながら、
熟した稲を刈っては束ね、
四五本の藁できつくしばって、
積み重なる稲穂を抱える時の心地よい重さ。
何という至福の時間。

早く刈ってしまわなくちゃと思いながら、
やがて全部刈り終わる時が来るのがちょっと惜しい。
1年中が稲刈りでも私はいいですよ。

 
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もう、水は完全に落としちゃってるのですが、
ここに来て雨が多いので、畝はやや湿った感じです。
濡れるからと、横着して中腰でやってると、
うっかり膝を痛めてしまうから要注意です。

順番としては、
まず、次郎のコシヒカリと早稲のモチ米を刈ってしまって、
それから太郎に上がってキヌムスメ。
そうこうするうちに晩稲のミドリも登熟してくるので、
最後にそのミドリ米と黒米を刈って終了ですね。

ミドリが干し終わる頃には、
最初のコシヒカリがもう乾いちゃってるかもしれないですね。
あまり雨が降らないことを祈ります。

 
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そうそう、今年は米の裏作に麦を蒔くつもりです。
なので、太郎に上がる前に、刈った次郎にさっと麦を播いておこうか。
強力小麦とライ麦。
稲の切り株のラインでざっくりと条播きにすればいいでしょう。

麦の連作が限界にきた三郎は、
今年は蕎麦を刈った後に、
冬の間、灌水しておこうと思っています。

しかし、来週はちょっと天気悪そう。
ぐだぐだに汚れちまった地球の自浄作用だとは思うけれど。
どうも大雨や台風が多いようです。

私はただ、心穏やかに稲刈りをしていたいだけなのだ。