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2013年9月18日

初いちじくからカチンそばまで

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うちのウラ庭のいちじくに初めて実がなった。
知らなかった。
ちっちゃいけれど、わずかに1個だけだけれど、
葉に隠れて、木の下の方で、申し訳なさそうになっておりました。

桃に続き、梅、無花果、と、次々に実を結び、
ウチの「ウラ庭果樹園化計画 その2」も順調に進んでおります。
「ウラ庭果樹園化計画 その1」はこちら
 
さて、朝の風景。

 
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コスモスの葉をたどって、朝顔が咲いた。
この朝顔は葉も花もちっちゃい。
他の花はだいたいブルーなのだけれど、これはなぜか薄むらさき。
あじさいみたいに、そこの土によって色が変わったりするのかな。

 
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これがノーマルなブルーの小朝顔。
ちっちゃくて、つつましやかで、
大輪なんとかみたいな園芸種の朝顔と比べれば、
ちっとも迫力がないのだけれど、
これはこれで、すっきりとして愛らしい、でしょ。


 
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朝日を浴びるカワラナデシコ。

本当の撫子、というかコスモスも、いよいよ蕾がたくさんついてきました。

これからが本番ですね。
畑のあちこちで、好き勝手にわさわさ生い茂るのを、
横目で見ながらじっと我慢してきた甲斐があるというものです。

 
で、今週は畑の草刈りとかをやっていて、
久しぶりに田圃をじっくり見てみると、
コシヒカリの中程のあたりがどうも倒れているようなのです。

それが、畝の中にまで入ってよく見ると、
中にはベタッと倒れて水に浸かっているヤツまであります。
それが歩いて見ていくと、結構な数が倒れています。

 
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「しっかりせよ」と抱き起こし・・・。
このテイタラクです。

放っておいたら籾から芽が出てしまうので、
立たせてはヒモで縛ってオオワラワ。
いつかイノシシにやられた時の事を思い出しました。

ちっと雨が降ったり、風が吹いたりしたぐらいで倒れるような、
そんなヤワなヤツに育てた覚えはないんだけどな。

やっぱり、田植え直後の深水が影響しているようです。
これまで、畝ヒタヒタで育てていれば、倒れるなんてことはなかったのに。

深水にすると、水の草しか生えないのでずい分と楽なのです。
そうじゃないと、陸の草が勢いを増して、夏中草取りに追い回されることになります。
年を取ってくると、そういう体力勝負は持続可能じゃなくなります。
だからいろいろと対策を講じないといけない。

それにしても、コシヒカリはいかんですね。
これが晩稲だと、他の稲と足並みを合わせられるので、
もう少し水を落とすことができれば、倒れてもどうってことないのですが、
緑米はまだこれから花を咲かせる時期ですから、
同じ田に早稲と晩稲を同居させるのは止めた方がいいのかな。

作業の時期をずらせるのが一番の利点なのだけれど、
こんな時には、水の管理がうまく行かなくなる。
今年は、モチも早稲だしね。

来年は、もうコシヒカリをやめてキヌムスメ一本にするか。
別にコシヒカリに未練はない。

 
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こちらは早稲モチの中に生えた背の高い赤米。
今年は赤米は全然作付していないのに、
去年のこぼれ種がこんなに育つんですよね。
古代米すごし。

 
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これはミドリ米。
雑草のようなアオアオとした草がゆっくりと分けつを進めていたのですが、
ようやく穂を出し始めました。

近づいてみると、ホレ。

 
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何か、たくましくていい感じでしょ。
モチ性のミドリ米です。
きっとうまいと思います。
年末のもちつきが楽しみですね。
うまかったら、来年から、モチはこれ一本にしよう。

いろいろと遺伝子を操作したお米より、
やっぱり、原種に近い古代米の方が頼もしいですね。

そうそう、明日は三郎の空いている畝(大豆の隣)に
蕎麦を蒔こうと思っています。

急に思いついたので、もうちょっと播種は遅い気もするのですが、
まぁ、だめもとで。
もしうまく実ったら、年末は搗きたて挽きたてのカチンそば(そばにモチが入ったヤツ)
が食べられます。

 
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楽しみだニャーってば。