チャドクガ
ちょっと遠出して戻ってきたら、前庭のツバキが丸坊主になっていた。
こりゃ、先日のスズメバチ退治の際に、
大量にまいた竹酢液の後遺症かなと思っていました。
ところが翌日よく見てみると、
何と残ったわずかの葉や木の枝にすごい数の毛虫がウヨウヨ。
後で調べてみると、チャドクガの幼虫ではありませんか。
この数日続いた雨が格好の繁殖環境だったのでしょうか。
毒針毛が激しいかゆみと痛みを引きおこすというチャドクガ。
あな、おそろしや。
またもや竹酢液を持ち出してちょっとスプレーしたら、
なんと無数の幼虫が、出動態勢の消防士のように、糸を引いて降ってくるのでした。
何ともおぞましい光景に唖然。
何百匹というチャドクガの幼虫が落ちてきました。
竹酢液に、洗剤を薄めたものや、ガラスクリーナーなど、
ウチにある、これぞと思うモノ総動員で手当たり次第に振りかけました。
ハァハァ。
昨日も何百匹、今日も何百匹。
明日もまだ出てくるかなぁ。
ツバキも枯れちゃうかもしれません。
いやはやスゴイものです。
ところで久方ぶりに足を運んだ田圃です。
向かう道々の田圃は、降り続いた雨で稲刈りもできず、
黄金色に熟れながら、ちょっと倒れ気味のところもあったようですが、
ウチの稲はピンピンです。
これはウチのこしひかり。
ウチのもだいぶ熟れてきました。
これはモチ。
早稲だからコシヒカリと同じぐらいの育ちぶりです。
これは黒米。
黒米はいつもあまり分けつしません。
それでも今年はだいぶいいようです。
これは緑米。
だいぶ分けつが進んでいますが、かなり晩生ですね。
まだ穂があまり出ていません。
パッと見には、何だか元気のいい草みたいです。
そしてこれがキヌムスメ。
こちらは穂がどんどん出てきたところです。
今年はずい分と背が高いような気がします。
いつもは穂高があまりなくて、
刈り取った稲を縛るのに、ウチのは短いなぁといつも思っていたのですが、
今年は大丈夫です。
背が高いのは、
ちょっと深水ぎみで育てたから、そのせいなのかもしれません。
セイタカのっぽのキヌムスメ。
この長雨で周りの草も元気いっぱいに伸びているようです。
畦も、電柵の下も、草だらけ。
また、ちょっと草刈りをしないといけません。