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2013年3月29日

もももすももももものうち

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これはソルダム。
何とも可憐な花ですが、これであのどす黒い実をつけるのでしょうか。
楽しみです。
相方のサンタローザはといえば、今年も花が咲かず、葉っぱだけみたいです。
花が咲かないと、相方の役目はできないよね。
まぁ、気長に待っていましょう。

 
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こちらは日々花の数が増える桃さん。
朝起きてウラ庭の戸をガラッと開けると、目に飛び込むきれいな桃色の花びら。
これは至福ですね。
いい場所に植えたよな、と自画自賛。

春は素敵です。

2013年3月23日

菜の花三種

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ウチのニの畑は、ちょっと行かないうちに菜の花だらけになっていました。
黄色い菜の花は小松菜、白菜も黄色い。
今シーズンは小松菜にたいへんお世話になりました。
年末頃の葉っぱは少し固くて、それでも大きな葉の摘み取りでいっぱい食べた。
雪が降ったらおしまいかなと思っていたのだけれど、
どうしてどうして、少し暖かくなると葉もまた大きくなって、柔らかくなって、
今は菜の花がとてもおいしい。
このまま種になって、自然循環してくれればいいな。

 
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こちらは源助大根の白い菜の花。
源助大根は、ちょっと辛くて煮るととてもおいしい大根なのだけれど、
葉っぱはとげとげしていて割りと固い。
菜の花も、他の菜っ葉よりはあんまりおいしくない気がするのだけれど、
去年は自ら種を散らして、そこからたくさんの大根が出た。
でも、群生するとあまり大きな大根にはならないので、
やっぱり大根は人間が一定間隔に種を蒔いてやらないといけないのかね。

そうそう、大根も蒔く時期をずらせば長いこと食べられるかなと思って、
やったのだけれど、遅く蒔いた種も早く蒔いた種も、
春が来ると、株が太くならずに細くて小さいままなのに、とにかく同じ時期に菜の花を出す。 
そういうものなんですね。
つまり、次世代の種を残すのが重要で、自分の事なんか本当にどうでもいいってことだ。
見習わなくちゃね。

 
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のらぼう菜はもともと菜の花を食べるものらしく、
その食味はくせがなく柔らかくておいしい。
すごく大きくなるし、そのくせ葉っぱもさほど固くはなくておいしい。
だいぶ前に蒔いたこぼれ種が、毎年どこかで生き延びていたのだと思う。
ひと株ですごく背が高くなるから、いったい何の雑草かと去年は食べずに放っておいた。
今年はそれの散らした種からたくさんの菜っ葉ができた。
調べて見ると「のらぼう菜」。
食べてみると結構いける。こののらぼう菜にもたいへんお世話になりました。
葉っぱも食べれて、菜の花までおいしい、すぐれもの野菜です。

これからもみんな、勝手に育ってくれるといいな。


そうそう、宅野朝市の看板娘「えっちゃん」が出産準備でしばらく来れなくなるため、
宅野朝市は、今度の日曜日(3月24日)でいったんお休みに入ります。

そうして4月からは、しばらく田圃仕事にかかりきりになろうと思っています。

2013年3月21日

桃の花が開いた!

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ぐんぐん膨らんできていた桃の蕾が、昨日開いた。
冬には枯れ枝のようになっていたのに、秘めた力は春になって解き放たれる。
すごいなぁ。

 
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こちらはスモモ。
去年は葉っぱだけだったけど、今年は花が咲きそうです。

 
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そして、豌豆の花が開いた。
淡いむらさきに、濃いむらさき。
何ともきれいだよなぁ。

2013年3月19日

豌豆の花が

だいぶ暖かくなりました。

朝起きても、今日はストーブをつけなくてもいいかなと思う日が増えてきました。
それでもつい、ストーブの側に坐ってしまうんだけどね。

今年は風がよく吹きます。
それも西からの海風が多くて、それが外の煙突に強く吹きつけるから、
煙が逆流して部屋の中がモクモクになってしまいます。
そんな日は、いくら寒くてもストーブがつけられないのです。

でもそんな風の日は、今までだったらシーズンに1日か2日ぐらいだったのに、
今年は結構そんな風が止まない日が多くて、
ある時なんかは、寝た後の深夜に大風が吹いたようで、
ストーブの中で炭になりかけていた木の燻った煙が、夜の間に充満して、
朝起きると家中がモクモクになっていました。
まぁ、焚き口の扉は閉めてるから煙だけで、火事になったりはしないのだけど、
家中がしっかり燻されて、スモーク臭がしばらく消えなくて困ります。

 
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そうそう今朝、だいぶ蔓を伸ばしてきた豌豆に、白い蕾が出ているのを見つけました。
これからしばらくはサヤエンドウが食べれそうです。
ソラマメは少し前から、もう花を咲かせています。


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石蕗はウラ庭にも自生しているのですが、
ミズ蕗というか、フキノトウの出る種類の蕗がウチにはなくて、
先日、フキノトウを根ごともらってきて、少しはフキノトウ味噌にして、
残りをウラ庭に移植しました。
来年は、うちのうワ庭でもフキノトウが見られるかなと楽しみにしています。


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梅が終わって、
木瓜の花が開いて、
今は桃の蕾が日々膨らんでいます。


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この間蒔いた二十日大根も芽を出したよ!

4月になると、田圃の準備が始まるので、
それまでに自分も、出来る事はいろいろと片づけておかないと、
と思っていろいろやっています。

今年は黄砂がひどいようですね。
そのせいか、これまでにならなかった人もアレルギー症状で、
眼や鼻がぐしゅぐしゅしている人が多いみたいです。
私は今のところ大丈夫です。

では、どうぞご自愛ください。

2013年3月15日

霜が降りた。

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朝方、布団の中で今日はちょっと冷えるなぁと思っていた。
起きてウラ庭に出てみると、何と霜が降りていた。

これは晩霜というべきなのだろうか。
まだ3月の半ばだし、いつもならまだまだ寒かったような気もする。
でも、ここんとこ馬鹿みたいに暖かかったしね。
農作物にはちょっとダメージかもしれない。

そういえばこの間、菜っ葉の種を蒔いたところだ。
せっかく芽を出そうとしてたところなら、ちょっときついかな。

まぁ、自然の事だから思うようにはならない。

 
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そうそう、ウラ庭の木瓜の蕾がようやく綻び始めたよ。


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2013年3月 8日

梅の花が咲いた!

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ここ何日か、毎日春の風が吹き荒れて、
この季節の風向きはウチの煙突には逆風で、
ストーブからは煙がモクモク、家の中も煙でモクモク。

仕方がないから空気孔を全部クローズして、自然鎮火させて一日を過ごす。
1日じゅうずっと同じ風向きの日は1年に何日もないのだけれど、
この間は結構、夕方近くになるまでストーブに火ががつけられなかった。

この頃気温もぐんと上がっているから、ストーブなしでもいけそうなものだけれど、
火がついてなけりゃ、やっぱりどこか寒いような気がして、
火がついてないのを知りながら、ストーブの側に寄っていったりする。
家の中より、外に出てお日様にあたってる方があったかい。

そうこうするうちに、もうすぐ3月も半ばだね。
冬の間、食卓を助けてくれたダイコンや小松菜や菊菜にみんな花芽が伸びてきた。
畑に次の菜っぱの種を継いどかないとね。

そうそう今朝起きると、ウラ庭の梅の花がやっと咲いてたんよ。

2013年3月 1日

種籾が来たよ

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今日から三月。
朝から嵐のように風が吹いて春の雨が降っているけれど、もうどこかあったかい三月。
春の知らせのように、種籾が届きました。

黒米は一昨年、調子に乗って全量籾摺りをしちゃったから、
種籾が残らなかったんですね。
これまで、古代米は赤米と黒米をやっていました。
赤は結構強くてよく実るんだけど、黒は背丈も低く収量が少ない。

それでも、黒の方が炊くときれいな色が出るし、おいしい。
だから、もう一度黒米をやってみることにしました。

黒米(おくのむらさき)は、早生の晩、稈長は短、脱粒性は難。
これまでは直播きでやっていましたが、今年はポッド苗で初挑戦です。

 
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こちらは緑米。
赤の代わりにちょっとやってみようかと思って購入しました。

緑米(みどり糯)は、晩生の早、稈長はやや長、脱粒性は難。
脱粒性が難といっても、黒米の時もさほどたいへんじゃなかったので、
ウチの籾摺り脱穀機で大丈夫でしょう。

緑のもち米で、籾色は黒く、早刈りすると緑の玄米になるそうです。
確かに籾は泥をかぶったように黒い。
緑はおもしろいけど、早刈りしてまで食べるかなぁ。
それに精米すると白くなるわけだから、玄米のままで、混ぜて食べるとか。

でも普通のもち米より、粘りが強くて甘いということなので、いいかもしれません。
そういえば、最初の年に作った陸稲のもち米も結構おいしかった気がします。


普通米は、ウチの「キヌムスメj」があるし、普通のもち米の種も確保しています。

今年は、4月早々から播種を始めようかと思っています。

それでどうしようかな思っているのが育苗箱で、
昨年は余裕を持った方がいいだろうと200穴のを使ったのですが、
みなさんよく使われているみのる式は、サイズもひと回り大きくて448穴。
倍以上ですね。もちろん穴数が多い方が手間も楽だし、たぶん覆土も少なくて済む。

こういう農業廃棄物になるようなプラスチック製品とか、市販の土なんか、
できればあんまり使いたくないですけどね。まぁ代替できるものがないから仕方がない。
288穴かその上もあったかもしれない。ジュンテンドーで今なら一枚95円。

畑苗代にするのも、成苗を掻き取るのが難しく、畝が荒れてしまうから結構面倒だった。
それに、ポッド育苗なら田植えにかける時間にも幅が取れるしね。

そんなことで、今年はちょっと育苗箱の穴を増やしてみようかと思っています。