のらぼう菜、こぶ高菜
秋から冬にかけて勢い良く伸びて葉を出す。
こりゃ、いったい何の葉っぱかいな、とずっと思っていました。
おのれ生えです。
食べられないことはないけれど、でかいし茎も太いので、
きっと十字花系の何かと何かが交雑したのかもしれないと。
そういえば、菜の花の花茎を食べるアブラナ系の種をいつか植えた気がする。
そう思って空の種袋(・・・何故か種の袋は捨てられずに全部取ってあるんですね)
を見ていたら、それらしいものがあった。
「のらぼう菜」
さっそくGoogleの画像検索をしたら、
おー、おー、これだよ。
ウチのあいつは、のらぼう菜でした。
葉っぱも見た目ほど固くなく、くせもないみたい。
春一番に伸びてきた太い花茎が絶品とか。
何年か前に種を買って、あまり育たなかったので、特に収穫した覚えもない。
そういえば、菜の花の季節も見る方がきれいだから、だいたい放置してるしね。
きっと畑のすみで、強く生き延びてたんだ。
こちらは、コブ高菜。
これも放置に近かったのだけれど、
昨年、春先に葉の茎の根本にこぶが出来ているのを発見。
おー、これはいつか蒔いたコブ高菜じゃないか。
コブ高菜は、もともと中国野菜だったものらしい。
今は雲仙の特産野菜になっているようです。
コブがなかなか愛らしいのですが、
このコブ、春先にならないと膨らまないみたいです。
だからこの時期にはコブがない。
畑は、全てこぼれ種のおのれ生えで循環してくれるのが理想ですね。
そうなればいいなぁ。
のらぼう菜に花茎、コブ高菜にコブ、春先が楽しみです。