« 2012年12月 | メイン | 2013年2月 »

2013年1月26日

のらぼう菜、こぶ高菜

130126_noraboh.jpg
 

秋から冬にかけて勢い良く伸びて葉を出す。
こりゃ、いったい何の葉っぱかいな、とずっと思っていました。
おのれ生えです。

食べられないことはないけれど、でかいし茎も太いので、
きっと十字花系の何かと何かが交雑したのかもしれないと。

そういえば、菜の花の花茎を食べるアブラナ系の種をいつか植えた気がする。
そう思って空の種袋(・・・何故か種の袋は捨てられずに全部取ってあるんですね)
を見ていたら、それらしいものがあった。

「のらぼう菜」

さっそくGoogleの画像検索をしたら、
おー、おー、これだよ。
ウチのあいつは、のらぼう菜でした。

葉っぱも見た目ほど固くなく、くせもないみたい。
春一番に伸びてきた太い花茎が絶品とか。

何年か前に種を買って、あまり育たなかったので、特に収穫した覚えもない。
そういえば、菜の花の季節も見る方がきれいだから、だいたい放置してるしね。
きっと畑のすみで、強く生き延びてたんだ。


130126_kobutakana.jpg

 
こちらは、コブ高菜。
これも放置に近かったのだけれど、
昨年、春先に葉の茎の根本にこぶが出来ているのを発見。

おー、これはいつか蒔いたコブ高菜じゃないか。

コブ高菜は、もともと中国野菜だったものらしい。
今は雲仙の特産野菜になっているようです。

コブがなかなか愛らしいのですが、
このコブ、春先にならないと膨らまないみたいです。
だからこの時期にはコブがない。

畑は、全てこぼれ種のおのれ生えで循環してくれるのが理想ですね。
そうなればいいなぁ。

のらぼう菜に花茎、コブ高菜にコブ、春先が楽しみです。


2013年1月25日

冬の田

130125_taune.jpg

 
田圃の電気柵の電池が切れていたので交換した。
夜間だけの通電なので、アルカリだと3,4ヶ月は持つようです。
しばらく来てなかったけれど、イノシシは入っていません。

冬の田は、静かに眠っているようです。

 
130125_tamizu.jpg

 
溝の水面に映る空が素敵です。

夏は刈っても刈っても、あれほど草が生い茂っていたのがウソみたいに、
冬の田はひたすら穏やかです。

モグラがあちこち掘り返してはいるけれど、それはご愛嬌。

 
130125_sabu.jpg

 
三郎のライ麦。
もう一度、麦踏みをしておきました。

やっぱり、小麦や裸麦は、ライ麦より成育が悪いみたいです。
今年ちょっと様子を見て、やっぱりダメなようなら、
次の年からはライ麦一本にするかなぁ。

2013年1月12日

麦踏み

130112_mugihumi01.jpg

 
久し振りに田圃に出てみた。
異常なし。
去年は冬でもイノシシにあちこち掘られて、溝が埋まったりしていた。
その崩された溝を整えるのがひと苦労だった。

今年は大丈夫みたい。
周囲の山裾に金網が敷設されたのと、ウチの電気柵がとりあえずは効いてるようです。
その電気柵の電池がなくなっていたので、今度入れ替えとかなくちゃ。

三郎は、麦が少しずつ育ってきています。
おー、麦踏みをしなくちゃね、と。

ここには、ライ麦と中力小麦、はだか麦の種を蒔いたのだけれど、
育ち方というか、芽の出方にだいぶ違いがあります。
やっぱり、何といってもライ麦は強い。

小麦は出てないところもあり、はだか麦は発芽率が悪いですね。

まぁ、とりあえず踏んでおこう。

 
130112_mugihumi02.jpg

 
で、これが踏まれた麦。

麦踏みの効果、というのをよく読んでみると、
「1~2月の麦は草丈が低く、見た目は繁茂しておらず、
青く見えるということもない状態(冬の空畑という)がよい。」
ということです。

「冬期に繁茂している麦は、無効茎の多い無駄な生育をたどり、
加えて、穂の分げつ節位がばらつき、稈が細く小穂となって、
細粒や熟ムラを生じたりするなどの品質に悪影響を及ぼす。」

なるほど。

やっぱり麦踏みはちゃんとやった方がいいんですね。
1、2月は、10日ごとぐらいにしっかり踏む。
そうすると、小麦やはだか麦もちゃんと育ってくれるかもしれませんね。

よし、がんばろう。