« 2012年10月 | メイン | 2012年12月 »

2012年11月21日

脱穀が終わった。

121120_taro.jpg

 
もういい加減乾いただろうなという頃になって、一週間雨が続いた。
雨だけじゃなく、強風が吹きすさぶ日々が続いたので、
なだらが倒れやしないかと毎日ビクビクしていました。

雨の合間に田圃に出かけては、
飛ばされた稲穂を拾って回ったり、傾いた稲木につっかえを入れたり。

そうして、ようやく晴れ間が続いた昨日、無事に脱穀を終えることができました。

4月にひと粒の種籾から始まりました。
苗の育成や熱い日の草取りなど、そうした半年の営みの果てに、
このように稲穂を全部下ろしたなだら(稲架)の様子が、
自分なりに感慨深いものがあって、なかなかいいものです。

今年は7袋と少しではありましたけれど、
来年につなげる課題をたくさんいただきました。

 
121120_jiro.jpg

 
こちらは三郎。
11月の初めに蒔いた麦が芽を出し始めています。

2012年11月 4日

チラガーの燻製

121103_safran.jpg

 
今日はいい秋の日和でした。
ウラ庭に見慣れぬ花が。これはもしかして、サフラン?
そう、2年ぶりに花が咲いたのでした。

赤い雌しべが3本ばかりついていたのを、さっそく抜いたあとです。
貴重なメシベ。

 
121103_kotatsu.jpg

 
そうそう、コタツを出しました。
ちょっとモノクロで。
ついでに夜には、初ストーブ。
これからは毎日がストーブ。もう、後には戻れません。

 
121103_chirager01.jpg

 
さて、
こんな秋の日には、じっくり燻製でも作るのがいいでしょう。
と、いうことで、先日から仕込んでおいたチラガー(豚の顔)。
少しの砂糖と、塩とブラックペッパー、焼酎で味付けして冷蔵庫に寝かせていました。

これを2,3時間、秋風にさらして乾燥させてから、いよいよ燻蒸。
今回は七輪で下からあぶることにしました。

 
121103_chirager02.jpg

 
煙の元は、桜のチップとローズマリーです。

 
121103_chirager03.jpg

 
最初に七輪で炭をおこしてから、燻製器を直接のせます。
今回は、あらかじめ茹でてある食材なので、冷燻にします。
上から二段目の棚に金網をのせて、食材をオン。

この間、「そうだ、取っ手も必要だよね。」と思って、中ほどにつけておきました。
炭の具合を確かめるのに、熱くなった燻製器を持ち上げる時、
これがとっても便利です。

ふんふん、煙も逃げずに、いい感じで燻製が進んでいます。

放っておくこと、4,50分。

 
121103_chirager04.jpg

 
パーフェクトな色艶ですね。
これはうまそう。

ちょっと、塩加減が薄かったのですが、
醤油をつけて食べると結構いける。
なかなか美味でありました。