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2012年9月13日

秋蒔き

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先日の雨以来、ぐっと涼しくなった。
いくら昼間が暑くても、吹く風は涼しいし、もう、夏には後戻りできないみたいだ。

田圃はやっと穂が出揃ったようで、一息。
今のうちに、まるで耕作放棄地のようになっていたウチの畑に着手。
この間やっと草刈りができた。

これは、去年のダイコンのこぼれ種から育ったもの。
もう、何回かここから間引き菜をいただいた。

ちょうど、溝になっているところが水分があってよかったのでしょう。
この夏の日照りにも負けずに芽を出している。

通りすがりの人が、「苗がいっぱいできとるのー」と。
そうか、あたしゃ間引き菜で食べることばかり考えていましたが、
「苗」として移植するのも、確かにありですね。

こんな風に、おのればえで出来る野菜が理想です。

これを見て、
「そうか、種採り用の母本の周りには、溝をほっておくのがいいかもしれないぞ」
と思ったり。
これは、ひょっとすると画期的なアイデアかもしれません。
そうすると、
「種を採って保存して、また時期が来たら、それを蒔いて、苗を作って」
という作業が、全部自然にまかせられるかもしれない、
でしょ。

 
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そんなことを考えながら、
その横で、いつものようにダイコンの種を蒔いていたのでした。

種を蒔くのも気合ですから、
いい加減に蒔いただけじゃ、やっぱりちゃんと育ってくれない。
コマツナとかハクサイのような小さな種は、なかなか均等にうまくは蒔けない。
ついつい、いい加減にバラっとやっちゃうから、ダメなんですよね。
実は、農夫には向いていない。

そう思って、今日は丁寧にやりました。
おかげで仕事が進みません。
明日も次の畑で種蒔きです。
来週は少し雨が降りそうだから、それまでに蒔いておきたい。

 
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田圃の稲の方は、順調に穂を膨らませているようです。
これは9月3日の姿。
まだ幼穂を伸ばしています。
たったひと粒の籾が、こんなにたくさんの穂を出すのですから、
本当にミラクルです。

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