稲815
6月の下旬に田植えした稲が、今はこんな感じ。
草取りを一度したのだけれど、また足元の草が騒がしくなっている。
でも、もう大丈夫でしょう。
穂が出るまでに時間があれば、もう一度さっと刈ってもいいけれど。
たぶん、生育にはさほど影響はない。
こちらも同時期に田植えした稲なんだけど、
苗の段階でうまく育たなかったもの。
収穫は苗で決まる、と言われるけど、そうかもしれない。
結局、あまり大きくなれずにいる。
で、あまりおおきくなれないままに、もう穂を出したヤツがいる。
分けつもほとんどしないまま、穂を出し、花を咲かせている。
分けつよりも穂。
持てる力を振り絞って、
何としても種を残そうとする気持ちなのか。
でも、 ひょっとしたら、
こいつだけ違う種が混じっていたのかもしれない。
太郎のポット苗は、
全部「きぬむすめ」の籾だけれど、
あるいはひと粒だけ、「こしひかり」が混入していたのかもしれない。
だって、こちらは次郎。
次郎の「こしひかり」は、もうほとんど出穂しているからね。
田圃の草取りをしながらいろいろ考えます。
今年よりも来年のこと。
来年はこうした方がいいかなとか、ああしようかとか。
「苗八分」。
労力から言えば、草取りは二分どころじゃないけれど、
苗が大きければ、草取りにも張り合いができるというもの。
来年は苗作りにもっと気合を入れてみようと思います。