ウラ庭のリリー
ウラ庭のリリー。
季節にはちゃんと季節の花が咲く。
それがとてもいいことのように思えるのは、
世の中があまりにも無定見で、ふしだらなふうになってしまったからでしょうか。
今年はやけに虫が多い。
蛾や蝶や、クモにバッタに、トンボ。
朝顔も今ごろになって咲き出した。
稲の穂は伸びて、
時折、かわいい花弁をたらしています。
フーラ、フラ。
ウラ庭のリリー。
季節にはちゃんと季節の花が咲く。
それがとてもいいことのように思えるのは、
世の中があまりにも無定見で、ふしだらなふうになってしまったからでしょうか。
今年はやけに虫が多い。
蛾や蝶や、クモにバッタに、トンボ。
朝顔も今ごろになって咲き出した。
稲の穂は伸びて、
時折、かわいい花弁をたらしています。
フーラ、フラ。
太郎のキヌムスメが穂を出した。
毎日あいかわらず日照りが続いているのだけれど、
田に水は充分あるし、問題ない。
エビもいる。
ザリガニかなぁ。
暑くて茹だってしまったのかもしれない。
今日は、電柵の下の草を刈って回った。
草だけは、日照りでもどんどん増える。
ひと雨でも降ろうものなら、いっきに丈を伸ばす。
草が電線に触れたら、せっかくの電柵も無用の長物になるから、
伸びては刈りの繰り返し。
ヒルガオ。
名も無き水草に咲く花。
6月の下旬に田植えした稲が、今はこんな感じ。
草取りを一度したのだけれど、また足元の草が騒がしくなっている。
でも、もう大丈夫でしょう。
穂が出るまでに時間があれば、もう一度さっと刈ってもいいけれど。
たぶん、生育にはさほど影響はない。
こちらも同時期に田植えした稲なんだけど、
苗の段階でうまく育たなかったもの。
収穫は苗で決まる、と言われるけど、そうかもしれない。
結局、あまり大きくなれずにいる。
で、あまりおおきくなれないままに、もう穂を出したヤツがいる。
分けつもほとんどしないまま、穂を出し、花を咲かせている。
分けつよりも穂。
持てる力を振り絞って、
何としても種を残そうとする気持ちなのか。
でも、 ひょっとしたら、
こいつだけ違う種が混じっていたのかもしれない。
太郎のポット苗は、
全部「きぬむすめ」の籾だけれど、
あるいはひと粒だけ、「こしひかり」が混入していたのかもしれない。
だって、こちらは次郎。
次郎の「こしひかり」は、もうほとんど出穂しているからね。
田圃の草取りをしながらいろいろ考えます。
今年よりも来年のこと。
来年はこうした方がいいかなとか、ああしようかとか。
「苗八分」。
労力から言えば、草取りは二分どころじゃないけれど、
苗が大きければ、草取りにも張り合いができるというもの。
来年は苗作りにもっと気合を入れてみようと思います。
「おーい、雲よ」、ってなもんだ。
見上げると大入道。
おーい雲よ
悠々と馬鹿に呑気そうじゃないか
何処まで行くんだ
ずっと磐城平の方まで行くんか
この「行くんか」が、良い感じですよね。
小学校の教科書に出てきました、
山村暮鳥の詩。
ほんとに毎日、カンカン照りで。
5時を過ぎても、まだ日が高い。
いったい近頃の天気はどうなってんだ。
氷水を飲んでも飲んでも、
シャツがぐっしょりになるだけで、乾きがいっこうにおさまらず、
暑さに倒れそうになりながら、
今日、やっと太郎の草取り一回目が終わった。
こんなこと、いつまでできるのかなぁ。
そう思うよ。
でも今は、これでいいのだ。
たぶん。