雨に緑が
里芋はあちこちに植えてあるのだけれど、
めったに芋を掘ったことはない。
葉っぱにできた水溜まりが、風にゆらゆら揺らて動く様が愛らしいから。
それだけで、里芋には存在意義がある。
冬には葉っぱも消えて、
もう里芋もなくなったかと思っていても、
どっこい芋は生きていて、6月頃には葉っぱを出して、
こんな梅雨の土曜日には、
風に揺られて水玉をころころ転がしている。
これは四角豆。
今年はじめて三粒の種を植えて、ひとつだけ芽が出た。
大きくなるといいな。
こちらはナタ豆。
でっかい種の時に、虫に齧られたせいで、
最初の大きな葉がほとんど筋ばかりだった。
可哀想だったけれど、
それでも、頑張って、次の葉を出した。
朝顔やささげととともに、グリーンカーテンになる場所。
大きなナタ豆ができるといいな。