ころころウンチとか
晴れても雨が降っても、毎日、田圃の日々です。
機嫌よく田圃の草取りをしていると、こんなころころウンチに出くわすことがあります。
ころころウンチがあるからといって、そこだけ草を刈らないわけにもいかず、
なるべくころころウンチに鎌の刃先があたらないようにしながら草を刈ります。
そうしてころころウンチにさわらないようにと、上手く草を刈ったあとで、
よいしょっと、次の草を刈ろうとして、しっかり長靴で踏みつけたりするので哀しい。
しかし、これはいったい誰のころころウンチなんだろう。
鹿みたいだけど、田圃にも山から鹿がおりてくるのか、それともイノシシか。
この間、田植え縄を張ったままにして帰ったら、
翌日、どうもそいつの足に絡まったらしい。
縄がひきちぎられて、遠くに飛ばされていました。
去年は草むらだったところの畝だから草の勢いがすごくて、
その中から、こんな芽を出したばかり稲を探して、周りの草を刈っていきます。
上手く見つかればいいのだけれど、なかなか見当たらないところもあって、
そんな時は、やっぱりフーっとため息が出ます。
これがひと畝終わったところ。
一日かかってひと畝できればいいほうですね。
途中で雨がたくさん降ってきたり、田圃に出るのが遅かった日には、
やっぱりほんの少ししか進みません。
しゃがんでうつむいて、一日中、稲の赤ちゃんを探していると、
家に帰って目をつむっても、まぶたのうらに稲の赤ちゃんの残像が見えるようになります。
これがまた、すごくリアルに見えてしまうからおかしい。
でも、早く周りの草を刈ってあげないと、
たくさんの草の陰になって、うまく育つことができなくなるから。
毎日少しずつしか進まないけれど、頑張って草刈りをやっています。
これは田圃のあぜに咲く、野アザミ。
黒くて立派なのやら、真っ白なもんしろちょうやらがやってきて、しきりと蜜を吸っていきます。
ちょうちょは何のために生きてるのかなぁ、ってふと思います。
一方、緑のカーテン、その後です。
ほら、だいぶ大きくなったでしょ。キューリが力強く育っています。
黄色い一番花も咲きました。
これは薪小屋の脇に生えるチコリー。
今年も薄青色のきれいな花が咲いています。
写真にはうまく映らないけど、薄青色の本当にきれいな花です。
そして、ウラ庭に根づいたセダム。
帰化植物だそうですが、海岸や崖などの土のないところでも育つ多肉植物だそうです。
正式には、メキシキマンネングサ。
ということで、たまっていた写真の紹介でした。
きょうは午後から蒸し暑くて、何だか家の中にも蚊が多いです。
ちょっと、蚊取り線香をつけます。
じゃ、またね。