収穫マウス
稲刈りした後の田圃に、こういう藁くずの丸まったようなものをよく見かけます。
風で丸まったんだろうと気にもしなかったのですが、
何と野ねずみの巣だったんですね。
カヤネズミ。
日本で一番小さなネズミだそうで、体重は6~14グラムとか。
これはもぬけの殻でしたが、
そっと拾い上げると、中に子どものネズミが何匹か入っていることがあるそうです。
英語では「Harvest mouse(収穫ねずみ)」。
稲が刈られた収穫の頃に、巣が目につくからかもしれません。
何だか、名前からして福ねずみですよね。
小さな虫やイネ科の種や草の実を食べるようですが、
農作物への被害はほとんどないそうです。
そうして、日本の野生種は、現在生息の危機に瀕しているといわれています。
今度、ぜひ顔を見てみたいものです。
これはサフラン。
サフランライスとかで黄色になるヤツですね。
アヤメ科の紫色の花に、紅色のメスの花芯がわずか2本ほどしかつかない。
とても貴重なものです。
その球根をいただいたので、ウラ庭に植えてみました。
これはキヌサヤ。
このまま冬を越して、春にたくさん実をつけてくれるといいな。