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2010年11月 7日

ベニロマン・オクノムラサキ(三郎)のなだら

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昨日、今期最後のなだらをかけました。
奥が赤米のベニロマン、手前が黒米のオクノムラサキ。

オクノムラサキは、
インドネシア・バリ島の在来品種から育成されたウルチ性の黒米です。
しかし、環境が合わなかったのか分けつも進まず、
成育がはかばかしくありませんでした。
他で黒米をされている方も、
今年は何だか黒米の色が薄いんだ、と言われていました。

ベニロマンは、対馬赤米から改良育成されたウルチ性の赤米です。
そもそも、野生の稲はほとんどが赤米だったようです。
出穂後のノギの赤紫がとてもきれいだったので、来年も植えてみようと思っています。
しかし、ベニロマンは一番最初に植えたのに、約ひと月ほども稲刈りが遅い。
まぁ、なだらが2回使えるからいいようなもんですが、
稲架廿日で脱穀は11月末。

これだけは足踏み脱穀機でやってみようと思うのですが、
できれば、ぽかぽか陽気の時にやってみたい。
あんまり寒くなると困りものです。

 

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つわぶきの黄色い花が目立つ季節になりました。

田圃は、あとは稲木の収納足場を組み立てて、
そうして来年の苗床の仕込みをしておかなくちゃいけません。

畑方も、そろそろ落花生の収穫して、
あとにカブの種でも蒔いておかなくっちゃなと思っています。