禁断のストーブ
なんとまだ10月だというのに、ストーブに火が付いた。
寒波がきたっていうぐらいだから、なるほどシャツ一枚じゃ寒くて。
ついにストーブに火を付けてみた。
それがあったかいと感じるぐらいに、実際に寒くなってるようです。
なんで禁断かというと、
そりゃー、いったんストーブをつけると、何だかないと心まで火が消えたようで。
かといって、ストーブを焚けば、割木の心配をしなくちゃいけない。
急ごしらえの生木に手を出すと、煙突掃除がたいへんだし、
できることならそんな心配はしたくないなぁと思うのですが、
寒いからには仕方がない。
いったんこのあたたかさに触れると、手放せなくなるのです。
でも、ストーブの火はやっぱりいいですね。
見てるだけで心がなごむ。
せっかくなので、豆でも炒ろうか、イモでも焼こうか、と考えてしまいます。
これはこれで、素敵な季節の到来ではあります。
しかし、何かおかしいですよね。
まだ10月だし。
もう、落花生がいいんじゃないかと思って掘ってみたのですが、
全然、まだみたいです。
下葉が色づくどころか、まだ黄色い花が咲いていたりします。
わずかに膨らんだ殻の中は、まだ胚嚢のように真っ白で実になっていない。
なのに、片やもう寒波がやってくる。
何か間違ってますよね。
こちらは大豆。
もう、枝豆で食べるのは遅いだろうと思って試しに茹でてみたのですが、
これがちょうどいい感じで、うまい。
今年の大豆は大粒で、枝にわんさか実がついています。
今頃、おいしい枝豆が食べられるというのもちょっと変な話ですが、
まぁ、おいしいからこれは許そう。
それよりも何よりも心配の種はなだらに干した稲束。
どうも台風が来てるようだし、
ぎりぎりの金曜日あたりに、第一弾の脱穀をしようかと考えています。
そうそう、今日は早生のたまねぎ苗50本、中生のたまねぎ苗100本を植えました。
それから、サヤエンドウも。
ついでに、遅ればせながら大根と白菜と菜っ葉の種を蒔く。
夏の間、お米に手を取られて、構われないまま草だらけになっていた畑が、
ちょうどいい感じの土になっていました。