« ただリッチ。 | メイン | 禁断のストーブ »

2010年10月26日

雨に打たれたなだら

101026_nadara01.jpg


 
今日は明け方からすごい風が吹いていました。
その風音になだらのことが気になって、夜中に何度も目を覚ました。
稲架にかけた稲穂が落ちていやしまいか、なだらが倒れていやしまいか、とね。

でも、行ってみると大きな被害はありませんでした。
ひと安心。
このあたりまでくると、海辺ほどには風がきつくないようです。
しかし、よく見ると竹竿が前よりもしなって、ちょっとずりさがっていました。

雨で濡れて重量が増したのでしょう。
手前に括りつけていた竹の細い先っぽはもう完全に潰れて、
真ん中の支柱に括りつけていたヒモが重みでゆるんだようですね。

まだ稲穂の先が地面につくところまでは下がっていませんが、
明日も雨が降るようだし、
応急処置をしておくに越したことはありません。


 
101026_nadara02.jpg


 
なんせ初めて藁で稲束を括ったり、自分でなだらを組んだりしたところだからね。
結束はゆるゆるだし、稲木の立て方も組み方も、縛り方もいい加減。
だから、こんなことになるんですね。
勉強、勉強。

しかし、今日も歩くごとに落穂を見つけては拾い、見つけては拾い。
この前、全部の稲刈り後を、絨毯作戦で雑巾がけのようにくまなく歩いたのに、
それでもやっぱり見落としてるんですね。

いったい、どれだけ落ちているんだろうと思います。


 
101026_tomato.jpg


 
夏にはほとんど実をつけてくれなかったのに、
今頃になって赤いプチトマトがなってきた。


 
101026_goma.jpg

 

乾いたゴマの実がはじけて、ゴマ粒が落ちてきた。

もう寒波だと。
短い秋でしたよね。

そしてこうして、また春まで長い眠りにつくのでしょうか。

コメント

大事業でしたね。こちらはやっと普通の畑になりつつあります。が、白菜やキャベツが大きく育つのには沢山の肥料がいることが解りました(皆と同じような大きさにするには)。鶏糞&油粕。安いモノですが、あんなに沢山入れないと隣の畑のように大きくならないなんて…。ほっといてもいい豆類は連作を避けるため移動の繰り返し。
米はやはり「次に継ぐ」人がいないと出来ないですね。
「西尾米」とっておいてね。

明日、もしも地球が壊れようが、やっぱり今日は種を蒔くのが正しい農民の姿です(笑)。
一等米だとか二等米だとか、自分で作りもしないでゴタク並べるヤツにはひと粒だってやりませんが、いつもカフェロマンを支えていただいているみなさんには、少しずつでもおすそ分けができたらと思っております。お楽しみに。

コメントする