カジキヌ(次郎)のなだら
カジキヌ(楫谷さんに種籾もらったキヌムスメ)の稲架かけが終わりました。
おとといに3分の1を刈って稲架を立てて、
昨日あとの3分の2を刈って、全部結束ができないままに日が暮れて、
今日やっと結束を終えて残りの稲架を立てて残りの稲束を掛け終わった。
都合、三日かかったわけだ。
なんか、遠くまで連なるなだらがきれいだよね。
こちら側がキヌムスメ、向こうの方がこしひかり。
つながってはいません。後で分かるように品種ごとに稲架を分けています。
ただ丸太を組み合わせてそこに稲束を載せているだけなのに、
なだらって美しいよね。
下を見ればイノシシの足跡がいっぱい。
イノシシの糞が乾いた跡もいっぱい。
その上に落穂もいっぱい。
落穂を拾ってあつめるだけで、ご飯が何杯も食べれそうです。
ところがスズメのヤツったら、
落ちているのじゃなくて、まだ狩る前の稲から食べるので憎らしい。
そうこうするうちに5時のチャイムが鳴り、
なだらの上の空に月も出てきました。
いやぁ、今日も少ししか進まなかったけど充実してたなぁ。
明日はこちら側の残りのアヤキヌを刈ります。
これを稲架にかけ終わると次郎は完了。
あとは太郎の陸稲を刈るだけ。
この調子で行くと、あと、5日か6日で稲刈りが終わりそうです。
何だか早く終えてしまいたい気持ちと、
いつまでも終わってほしくない気持ちが錯綜しています。
このままずっと稲刈りだったらいいのになぁ、
と思う私はヘンでしょうか(笑)。
へへ、明日も頑張ろっと。