コシヒカリ(次郎)のなだら
いい感じで穂が黄金色に色づいています。
これを見ていると、何だか刈るのがもったいないような気がしますが、
まぁ、そうも言ってはいられません。
昨日は、近所でお米を作っておられる方が、わざわざ仕事を休んで助っ人に来てくれました。
おかげで、コシヒカリを全部刈ることができました。
ありがとう、うれしいです。
でも、最近は日が落ちるのが早く、
刈って括った稲を稲架に掛けるところまでできませんでした。
昨晩、雨が降ったので、
そのまま田圃に放置して帰った稲束が気になっていたのですが、
さほど濡れてはいなかったので安心しました。
今日は午前中にその稲束を全部稲架に掛けました。
そして、
午後からは隣のカジキヌ(楫谷さんに種籾をもらったキヌムスメ)を刈り始めました。
とりあえず稲木を立てるスペースだけを先に刈って、
稲木を立ててから、刈って結束した稲束をその稲架にかけました。
カジキヌの3分の1ぐらいです。
あとは明日の仕事。
しかし、いろんな人に手伝いにきてもらうと、
稲の刈り方や、結束の仕方、稲架のかけ方など、
いろいろやり方があっておもしろいですね。
それぞれの地方やそれぞれの家庭のやり方が伝承されていて、
それがまた初めて手伝う人に伝わっていったりする。
初めての人はそんなもんだと思っても、
別のところに行くと全然やり方が違うのに驚く。
それぞれのやり方に、それぞれ納得するような理由やコツがある。
こういうのが文化ですよね。
さて、明日も稲刈りざんまい。
ごめんなさい。
そういうことなので、今週末のカフェは臨時休業にさせていただきます。
「仕方がないから手伝ってやるか」と思われる方は、
どうぞ、鎌と薄手の手袋を持参で、長靴をはいて田圃にいらしてください。
明日もあさっても、私は田圃です。