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2010年10月 7日

ミコトモチのなだら

101007_mochi_nadara01.jpg


 
あぁ、美しいなぁ。日本の原風景だよ。
なんかこれを見ると、無事大役を終えましたねって感じです。
おとといに稲架かけの場所を確保するために刈り始めて、
昨日稲木を立て、今日ようやくミコトモチを全部刈って干すことができた。

えっと、計算によるとミコトモチは二畝ほどなので、
一段なだらだと約8mで足りるはずだったのですが、
実際にはその倍ぐらいの長さが必要でした。

鏡山さんの本では一反で40mほどの長さが必要って書いてあったのですが、
いやいや、そんなのじゃとても足りません。
これってウチの稲の出来が良すぎたってことなのかなぁ。

確かに分けつは結構太くあったのですが、
いかんせん、イノシシに倒され、食べ荒らされたので、穂は無残な姿です。
倒れた稲にはすずめが集まってきて、喜んで食べるので、もう踏んだり蹴ったりです。
だから、稲束はごついのですが、残っている実の数が少ない。


 
101007_mochi_nadara02.jpg


 
もうこれ以上、すずめに食べられないようにと、
穂のところにテングスを張っておきました。
少しぐらいなら食べてもいいけど、これ以上はいくら何でも食べ過ぎだろ。

イノシシに倒された稲は
あっちを向いたりこっちを向いたり、
水に浸かっていたり、土にべったりくっついていたりするので、
確かに刈るのがたいへんでした。

それでもやっぱり収穫は収穫なので、
気分としてはすごく楽な感じです。
鋸鎌でスパッと刈る時は、なんだかとても気持ちがいい。

それに比べて、結束の作業が結構きついですね。
そりゃ、数を重ねていくうちに、力の入れ具合もだんだん身についてきたりはするのですが、
後になってはずれないようにと、ひと束ひと束に力を入れながらやるので、
数をこなすとちょっとえらい。

二畝に丸2日かかるとして、、
一反で10日かかるのかぁ。そりゃ、たいへんだ。
明日は雨になるみたいだし、なかなか思うようには進まないしね。

でもまぁ、ぼちぼちやるか。

 
 
101007_maji_sunset.jpg


 
そんなこんなで、今日もいい夕日でした。