穂が出た、ホ、ホ、ホ。
あやや、ウチの稲にもついに穂が出始めた。
穂が出るばかりか、早いのには花が咲き始めた。
こりゃ、たいしたもんだ。
次郎さんの三巡目の草刈りを、と思っていたら、
三郎さんより遅く植えた次郎さんの方が、どうも早く穂が出てきたみたいだ。
水の関係なのかなぁ。
「出穂が始まったら田に入ってはいけません」ということは、
どうも結実に影響するようです。
そんなもんで、
「お盆の間はカフェ優先」ということで開店していたのだけれど、
こりゃ、早く三巡目の草取りをやってしまわないと、と気持ちがあせって、
朝早く起きて草取りにいったり、夕方ちょっと早く閉めて草取りしたり、
おかげで、昨日次郎さんの三巡目の草取りも終わりました。
いわゆる「三番草までとった」というやつですね。
思い起こせば、種籾からやっと芽が出た頃などは、
他の田では田植えも終わって苗が風になびいているというのに、
ここはいったい何を作っているんだろうかと、
側を通っる人は不思議に思ったことでしょうね。
でもほら、ここまで育ってくると、誰が見てもお米でしょう。
お米以外の何ものでもありません。
よくぞ、よくぞ、ここまで育ってくれたものです、ウウ。
しかし、遠目からはどの穂も順調に育っているように見えるのですが、
実際のところは、場所によって生育状況がかなりバラバラではあります。
畝がきちんと平衡になっていないのと、畝ごとの高低があるのとで、
やっぱり水がうまく行き渡らないのが原因のようです。
来年の大きな課題だなぁ。
これがどういう結果になるのか。
いずれにしても、もう稲に手助けできることはありません。
あとは、11月下旬あたりの刈り取りの日まで、
なるがまま、稲の生命にまかせるだけです。
今朝、田圃に出てみると、
イノシシが出るというので、電柵が張られていました。
そういえば、草取りをしていてどうも倒れている稲があったのは、
あれはイノシシのせいだったんだ。
今日から、太郎の草取り(三巡目)にかかりました。
太郎の方は陸稲なので、あまり水は入れないようにしていたのですが、
よく見ると、ちょっと生育が悪いような気がします。
今年は日照りが続いたこともあるのでしょうが、
やっぱり充分に水を上げた方がいいみたいですね。
最近は、ちょっと日暮れが早くなってきました。
7時頃になると、手元が暗くなって草が見え辛くなってくるし、
アブが大群で襲ってくるようになるので、退散、退散。
でも、最近アブ叩きがうまくなりました。
あいつは体がデカイので、
飛び立つのに、たぶんハエよりは少し時間がかかるんだと思います。
狙いを定めて、手に持った草刈り鎌でパシッとやると、
これが結構ヒットするんですね。
ブーン、ブーンと身体の周りでうるさくしてくると、
「いい加減にしないと、パシッといくからね!」といいながら。
アブのやつはハエに似てるので、
止まったら、両手をすりすりするんだよね。
そこを見計らって、パシッと。
まぁ、そんなことばかりやってると仕事が進まないんだけどね。