チコリ、とか。
去年だかおととしだか、
何種類か入っている「サラダ野菜の種」とかいうのを薪小屋の軒下に蒔いたら、
これが結構大きく育っています。
これはなんとレッドチコリの花です。
チコリって、ほら、白菜の芯みたいなやつだとばかり思っていたら、
あれはわざと日に当てないように育てた、
いわゆるモヤシみたいなものだったんですね。
知らなかった。
日に当たるとぐんぐん大きくなります。
葉っぱが苦いので、ニガナ、ニガナと呼んでおりましたが、
別名「キクニガナ」というのだそうです。
なるほどね。
日に当てると苦いから、日に当てずに軟白チコリにするのだそうです。
ひとつかしこくなった。
フランスではチコリをアンディーブといったり、ベルギーではシコンといったり。
シコンのグラタンは代表的なベルギー料理だということですが、
なんとウチのピザにもチコリの葉のトッピングがしてある。
実はただの苦い雑草をのせてごめんね、とひそかに思ったりしていましたが、
なんの、ウチのピザはたいしたものだったんだ。
こっちはエンダイブ。
薄青色の花がほとんど同じだと思ったら、やっぱり近縁種だそうです。
エンダイブの葉はギザギザで、こっちは生でもそんなに苦くないです。
チコリは多年草、エンダイブは一年草だそうです。
チコリは根をコーヒーにするぐらいだからね。
そうすると、エンダイブはたぶん冬に一度枯れちゃうんでしょうか。
でも、きっと種が落ちて来年も芽が出てくるのでしょう。
こっちはにんじん。
もうウチのウラ庭では種がどんどん飛んで野生化しています。
野菜というよりも、もう花ですね。
こっちはゴボウの花。
そのうち掘って食べようと思っていながら、
気がつくと、トウがぐんぐn高く伸びてしまってつぼみをつけている。
ゴボウの花って、何か特別に複雑ですよね。
おもしろい。
ゴボウってのは結構、発芽率が高いんですよ。
せっかくだから、来年のために種を取ります。
もう収穫しちゃいましたが、
これは在りし日の「カニタマ」。