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2010年6月18日

次郎の草取り

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昨日、次郎の草取り(やっと一回目)が終わりました。
被せた草ワラをかき分けかき分け、
芽が出たばかりの稲の苗を見つけ出すのはたいへんです。

いちおう田植え縄を張ってきちんと籾を蒔いてはいるのですが、
そこはそれ、人のやることですから、
あっちへずれたり、こっちへずれてたり。

それでも三点蒔きした芽がうまく見つかった時はいいのですが、
ひとつしか芽が出てないのも結構ありますし、
あるべき場所に見当たらないこともよくあります。

それだけならまだしも、
あるべき場所に他のイネ科の雑草の芽が出てたりすると、
もう何だか区別がつきません。

そういう時は、とりあえず稲らしきものを残して、
周りの草を刈ることにしています。

そんな風だから、今度二回目の草取りをやる時には、
結構、雑草が大きな顔して育ってたりするんじゃないかなぁと思います。

そんなこんなで、
陽射しのきつい日には麦わら帽子をかぶって、
雨の日にはカッパの上下を着て、毎日草を取っています。

被せた草に埋れていたり、
周りの草の陰になって負けそうになっていたりするのを、
だいぶ救ってあげたりはしたのだけれど、
条間40cm、株間25cmなので、
知らずに長靴で踏んでしまったり、
せっかく草の間から少し顔を出していたのを、
でたらめに混ぜ繰り返してダメにしたものもあるような気がします。

でも、ずっと腰をかがめたままでよく頑張っています。
この姿勢がほんとに結構きついのですが、
それでもひと株でも多く、早く大きくなってくれると、いいなぁと、
そんな祈るような気持ちだけです。


 
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で、やっと次郎が済んだので、
そのまま今度は太郎に取りかかっています。
太郎には陸稲の種が蒔いてあります。

陸稲といっても、水稲と姿かたちは同じです。

三郎は水がうまく溜まらないので、
どんどこ入れても、せいぜい溝ぐらいです。
それに奥にいくほど畝が高くなっているので、
奥の方までなかなか水が回りにくいのです。

溝の水分を吸い上げてくれるんじゃないかとは思うのですが、
この環境で水稲がうまく育ってくれるのか、
今年の結果を見ないと何ともいえません。

そんなこともあり、陸稲がうまく育てば、
来年は陸稲を増やそうかとも、考えたりしています。


  
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そうこうする合間に、昨日はタマネギの収穫もしました。
ちっこいんだけど、おいしいですよ。
ちょっと乾かして、また軒先に吊るしておこうと思います。


 
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そうそう、この間梅干用に塩漬けにした梅が今とてもいい香りなのです。
その壺の置いてある付近を通ると、なんだか熟れたすもものような芳香。
そのかおりにふれただけで、それはそれは幸せな気分になってしまいます。

 
えっと、それから昨日はライ麦も全部収穫しました。
今日から梅雨入りのような雨天が続くということだったので、
雨の降る前にと、夜遅くまでかかって穂刈りをしました。


 
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そうそう、この間田圃でタヌキをみました。
その前はに猿の軍団が山から降りてくるのに出くわしたり、
カエルが、ちっちゃい体のくせに、すごく大きな声で鳴くところを間近で見たり、
ヘビがカエルを丸呑みしていたり、
マムシを草刈り機で知らずにちょんぎっちゃったり(・・ごめんね)。

田圃には生き物がたくさんいるから、結構楽しい。