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2010年6月29日

ベルガモット

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あれ、あんなところに赤い花、何だろう。
植えたおぼえないのになぁ、と思って見に行くと、
そこは確かハーブのベルガモットを植えたところ。

苗を買ってきた時は背の低い小さなかたまりだったのに、
知らない間に1mほどになって花を咲かせている。
なんか、外国の花ですよね。

ベルガモットってほら、アールグレイになるやつ。
それぐらいしか知らずに買ってきたのだけれど、
よく調べてみると、同じ名前でもアールグレイになるのは違う木のようです。

アールグレイにするのはミカンの木。樹高が2~5mにもなる。
こちらのはそれによく似た香りのするハーブ。
ミカンの木じゃなくてよかったよ。梅の木の足元に植えたから。


それはそれとして、

 
 
 
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今朝の田圃です。
朝もやがかかっていい感じです。

今日は苗床の田植えをしようと思って来たのですが、
隣の畝を見ると、もうすごい草にまたまた稲が隠れちゃってて、
仕方なく二回目の草取りをしたのでした。


 
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稲はもうだいぶ大きくなって分けつが始まっているのですが、
周りの草だって、この雨でぐんぐん伸びているからもうたいへんです。
そのうえ、蔓性の小さな植物にまで絡まれたりしてね。

わかります?
ちょっとアップにすると、こんな感じ。


 
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芋の葉っぱみたいのにグルグル巻にされている。

「おい、やめろよ。」
「絡まないでくれよ。嫌がってるじゃないか。」

そんなことを呟きながら、雨の中、草取りをしたのでした。

こんな調子なら、明日もやっぱり草取りかもしれません。


2010年6月28日

梅仕事とか。

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なんてきれいんだろう。
ひと晩冷凍してカチンコチンになった完熟梅は、
昨日よりも、もっととろけるような黄色になっていました。
立ちのぼる冷気に包まれる瓶の中がとても幻想的です。

梅仕事のしめくくりは、
梅ジュース、というか梅ジュースの元になる梅シロップです。
砂糖漬けにするだけなんですけどね、
ひと晩冷凍した梅を砂糖まぶしにするのがミソです。
浸透圧でいい具合に漬かるのだそうです。


 
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こちらはらっきょうの仕込み。
10日ほど塩漬けにしていたのを、昨日から水にさらして塩抜きしました。
らっきょうはうまいんだけど、ちょっと臭いんですよね。

らっきょうを漬ける瓶は、もうらっきょう専用にしないと、
洗っても洗ってもらっきょうの匂いが抜けません。
この塩抜きだって、水を流した洗い場の付近は、しばらくらっきょう臭が漂います。

だから塩抜きは雨の日にしようと思ったのでした。
だって、ウチら辺はまだ下水道がないものですから、
家のまわりのドブがひどいらっきょう臭になったんじゃ、ちょっと申し訳ないから。

これでひと月半ぐらいしたら食べられます。
来年は、ウチの畑で育ったらっきょうで漬けられればいいなと思います。


 
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いや、昼ごはんを食べたらすぐに田圃に行こうと思っていたのですが、
午後から、ざんざ雨が降ってきたものだから、
ちょっと小雨になるまでと、残っていた仕込み仕事を片付けたのでした。

それでも雨がやまないのでどうしようかなぁ、と思案したのですが、
そうだ、とりあえず田圃に行って、小雨になるまで本でも読んでればいいやと、
思ったのです。

今、早川義夫の「たましいの場所」という本を読んでいます。
知ってる人は知ってるけど、知らない人は全然知らない。
「サルビアの花」という曲は知ってる人もいるかもしれないけれど、
昔「ジャックス」というバンドで歌っていた早川義夫さんです。

表舞台からはすぐに引退して、
ずっと小さな本屋の店主をしていたのですが、
数年前に店をたたみ、また歌を歌いはじめました。

その歌が凄まじいのです。
 


「躁と鬱の間で」 早川義夫


 
こんなに直球で歌われると、ちょっと困ってしまう。
心臓をわしづかみにされたようで、
はなうたみたいに口ずさもうとしても、喉がつまって歌えなくなる。

僕のダークサイドに響いてしまうんですね。
早川義夫さん語録の「キレイなものbot(Twitter)」を作ってしまいました。
自分用のメモですけれど。
今度、9月に鳥取で早川義夫さんのライブがあるというのを知り、
「行きたいなぁ、行きたいなぁ」、と真剣に思っています。


それはそれとして、
3時過ぎにちょっと小雨になったので、本を読むのをやめて、
長靴を履き、かっぱを着て、車から出ました。

ここ数日の雨で、次郎もだいぶ水浸しになっています。
いや水田だからこれでいいのですが、ふだんあまり水を入れていないので、
少し抜いた方がいいだろうかと、余計な気をつかってしまいます。

一番最初に植えた三郎のベニロマンの畝が草だらけになっていたので、
今日はここの草取りだけして帰ろうと思いました。

苗はもう分けつがはじまっているようで、
最初の草取りの時よりは、だいぶ背も高くはなっているのですが、
こうなると今度は同じようなイネ科の植物と区別がつきにくくなる。

さわると稲は茎が扁平になってるし、よーく見るとわかるんですけどね。
ジャッ、ジャッ、っとざまくに鎌で刈ってると、うっかり稲まで刈っちゃいそうでこわい。
だから慎重に、一本一本確かめながら刈りました。

それでも何本かは、「あっ!」と思ったらもう刈っちゃってて、
「ごめん、ごめん」と何度も何度もあやまりました。
ここまで共に苦労して育ってきたのを知ってるから、本当に申し訳なくて。

「ごめんね。明日補植してあげるからね。」

苗床の苗も最初の方に蒔いたのはだいぶ分けつも進んでいるようです。
もう、植え替えても他の草に負けずに育ってくれるでしょう。

だから、明日は田植えをしようと思っています。

2010年6月27日

雨の日の仕事

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梅といえば梅ばかり。

今年はウラ年だという人もあり、天候不順なこともあり、
早くから梅のことを考えていました。

それでひととおり梅を確保して、
梅酒や梅干しをたくさん仕込んだ後になって、
あっちからこっちから、
「梅を取りにきませんか。」「梅はいらんかね。」と声がかかる。

それは本当にとてもありがたいことではあるのだけれど、
もう梅を漬けるビンもなきゃ、焼酎もない。

それで最後に上等な完熟梅をたくさんいただいた。
とりあえず、いつもたくさん柿をいただくところに持っていくことにして、
それでもまだ余るのでどうしようかと。

で結局、梅シロップと梅ジャムを作ることにしました。
梅シロップは、いったん冷凍したものを砂糖漬けにするという荒技で、
とりあえず一晩冷凍庫に。
ちょっと傷みかけた梅は、全部ジャムにすることにしました。
ひとつひとつ種を取って包丁で刻んでの作業。

カフェのお客さんの少ない、雨の日の仕事です。


 
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雨の日の仕事第二弾はタマネギの軒先吊るし。
ちっこいけれどおいしい、ウチの畑のタマネギです。
ここ数日乾かしておいたものをひもでくくって軒先に吊るしました。

何だか、食べるものに囲まれた家っていいですよね。


 
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雨の日の仕事、第三弾。
「柿の葉干し」

お茶にしようと思ってね。
ちょうど今頃の淡い緑色をした柿の葉がいいみたいです。
二三日陰干しにして、その後蒸したり、乾かたりして作ります。

明日のために何かを仕込むというのは、結構楽しい仕事です。
今ちょっと頑張れば、そのうち食べられる日が来るわけだからね。

そんなこんなで、雨の日曜日が過ぎていきます。

2010年6月25日

太郎の草取り

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太郎の草取り(やっと一回目)が終わりました。
こちらから側から七畝だけ、陸稲モチ(農林一号)を植えています。


 
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一番後に種籾を蒔いたのだけれど、陸稲はよく育っています。
いつも溝に半分ぐらい水を入れる感じにしているのですが、
陸稲なのでこれぐらいでちょうどいいのかもしれません。

三郎、次郎、太郎と、これですべての草取りが一巡したわけです。
ふーっ。
草取りは連日鎌を片手にずっとかがんだままの作業なので、
実のところ、もう足腰がガタガタです(笑)。

5月の連休明けから約二反の畝に種籾を蒔きはじめて、
種蒔きが済むやいなや、すぐに草取りにかかってもう一ヶ月半になります。
草取りをしなけりゃ、たぶん他の草に負けていました。

稲をだいぶ救ってあげたと思えば、
連日のハードワークも報われるというものです。

苗の生育が危ぶまれたので、急きょ種籾の直播きを始めたのですが、
わりと良く苗が育ってくれている畝もあります。

 

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これはミコトモチの苗場。
結構そろって、いい感じで伸びています。

 
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近づいてみると、ほらもうかなり力強い苗に育っています。


 
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もっと近づくと、ほら。

分けつが始まっているようです。
ここまで来ると、なかなか他の草にも負けないでしょう。

そろそろ田植えをしてあげようかと思って、
今日苗場の草刈りをしました。


週末はカフェ曜日なので、田圃はお休み。
来週は雨のちくもりのいい天候だし、
この育った苗で、人なみに田植えをしてみようと思います。


 
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こちらのバケツ苗も順調に育っています。
それぞれ一株だけ残して、後は田植えをする時に一緒に持って行って、
広い田圃に植え替えてやろうと思っています。


 
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先日収穫して、ひろげて乾かしておいたタマネギ。
ちっこいけどね、よく育ってくれました。
今度晴れたら、ひもで縛って軒先に吊るしておこうと思います。

2010年6月19日

チコリ、とか。

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去年だかおととしだか、
何種類か入っている「サラダ野菜の種」とかいうのを薪小屋の軒下に蒔いたら、
これが結構大きく育っています。

これはなんとレッドチコリの花です。
チコリって、ほら、白菜の芯みたいなやつだとばかり思っていたら、
あれはわざと日に当てないように育てた、
いわゆるモヤシみたいなものだったんですね。
知らなかった。


 
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日に当たるとぐんぐん大きくなります。
葉っぱが苦いので、ニガナ、ニガナと呼んでおりましたが、
別名「キクニガナ」というのだそうです。
なるほどね。
日に当てると苦いから、日に当てずに軟白チコリにするのだそうです。

ひとつかしこくなった。

フランスではチコリをアンディーブといったり、ベルギーではシコンといったり。
シコンのグラタンは代表的なベルギー料理だということですが、
なんとウチのピザにもチコリの葉のトッピングがしてある。
実はただの苦い雑草をのせてごめんね、とひそかに思ったりしていましたが、
なんの、ウチのピザはたいしたものだったんだ。
 

 
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こっちはエンダイブ。
薄青色の花がほとんど同じだと思ったら、やっぱり近縁種だそうです。
エンダイブの葉はギザギザで、こっちは生でもそんなに苦くないです。

チコリは多年草、エンダイブは一年草だそうです。
チコリは根をコーヒーにするぐらいだからね。
そうすると、エンダイブはたぶん冬に一度枯れちゃうんでしょうか。
でも、きっと種が落ちて来年も芽が出てくるのでしょう。
 

 
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こっちはにんじん。
もうウチのウラ庭では種がどんどん飛んで野生化しています。
野菜というよりも、もう花ですね。

 
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こっちはゴボウの花。
そのうち掘って食べようと思っていながら、
気がつくと、トウがぐんぐn高く伸びてしまってつぼみをつけている。

ゴボウの花って、何か特別に複雑ですよね。
おもしろい。

ゴボウってのは結構、発芽率が高いんですよ。
せっかくだから、来年のために種を取ります。


 
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もう収穫しちゃいましたが、
これは在りし日の「カニタマ」。

2010年6月18日

次郎の草取り

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昨日、次郎の草取り(やっと一回目)が終わりました。
被せた草ワラをかき分けかき分け、
芽が出たばかりの稲の苗を見つけ出すのはたいへんです。

いちおう田植え縄を張ってきちんと籾を蒔いてはいるのですが、
そこはそれ、人のやることですから、
あっちへずれたり、こっちへずれてたり。

それでも三点蒔きした芽がうまく見つかった時はいいのですが、
ひとつしか芽が出てないのも結構ありますし、
あるべき場所に見当たらないこともよくあります。

それだけならまだしも、
あるべき場所に他のイネ科の雑草の芽が出てたりすると、
もう何だか区別がつきません。

そういう時は、とりあえず稲らしきものを残して、
周りの草を刈ることにしています。

そんな風だから、今度二回目の草取りをやる時には、
結構、雑草が大きな顔して育ってたりするんじゃないかなぁと思います。

そんなこんなで、
陽射しのきつい日には麦わら帽子をかぶって、
雨の日にはカッパの上下を着て、毎日草を取っています。

被せた草に埋れていたり、
周りの草の陰になって負けそうになっていたりするのを、
だいぶ救ってあげたりはしたのだけれど、
条間40cm、株間25cmなので、
知らずに長靴で踏んでしまったり、
せっかく草の間から少し顔を出していたのを、
でたらめに混ぜ繰り返してダメにしたものもあるような気がします。

でも、ずっと腰をかがめたままでよく頑張っています。
この姿勢がほんとに結構きついのですが、
それでもひと株でも多く、早く大きくなってくれると、いいなぁと、
そんな祈るような気持ちだけです。


 
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で、やっと次郎が済んだので、
そのまま今度は太郎に取りかかっています。
太郎には陸稲の種が蒔いてあります。

陸稲といっても、水稲と姿かたちは同じです。

三郎は水がうまく溜まらないので、
どんどこ入れても、せいぜい溝ぐらいです。
それに奥にいくほど畝が高くなっているので、
奥の方までなかなか水が回りにくいのです。

溝の水分を吸い上げてくれるんじゃないかとは思うのですが、
この環境で水稲がうまく育ってくれるのか、
今年の結果を見ないと何ともいえません。

そんなこともあり、陸稲がうまく育てば、
来年は陸稲を増やそうかとも、考えたりしています。


  
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そうこうする合間に、昨日はタマネギの収穫もしました。
ちっこいんだけど、おいしいですよ。
ちょっと乾かして、また軒先に吊るしておこうと思います。


 
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そうそう、この間梅干用に塩漬けにした梅が今とてもいい香りなのです。
その壺の置いてある付近を通ると、なんだか熟れたすもものような芳香。
そのかおりにふれただけで、それはそれは幸せな気分になってしまいます。

 
えっと、それから昨日はライ麦も全部収穫しました。
今日から梅雨入りのような雨天が続くということだったので、
雨の降る前にと、夜遅くまでかかって穂刈りをしました。


 
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そうそう、この間田圃でタヌキをみました。
その前はに猿の軍団が山から降りてくるのに出くわしたり、
カエルが、ちっちゃい体のくせに、すごく大きな声で鳴くところを間近で見たり、
ヘビがカエルを丸呑みしていたり、
マムシを草刈り機で知らずにちょんぎっちゃったり(・・ごめんね)。

田圃には生き物がたくさんいるから、結構楽しい。

2010年6月13日

らっきょうの仕込み

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ぼちぼちらっきょうの時期だよなぁと思っていたのですが、
ウチの畑のらっきょうはまだ小さい。
そう思っていたら「宅野朝市」でらっきょうが出ました。
土つきらっきょう、2kgで300円。
おぁ、なんと、安い!

思わず買ってしまって、その日のうちに仕込みに入りました。

簡単なやり方だと、皮をむいてさっと洗って漬けけちゃうけれど、
ウチは本仕込みだから、まず塩水に2週間ほど漬けておきます。
そうすると、熟成して漬物っぽくなっていい味になります。

その後、塩抜きしてから熱湯にざぶんと浸してから甘酢に漬けると、
カリカリっとおいしいらっきょうが出来上がります。

 
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梅干しも仕込んだし、らっきょうも仕込んだし、
うん、いい感じです。

2010年6月10日

梅の実

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今年も梅の実を採らせてもらいました。
梅の実は青くて清冽な香りがして、とてもいいよね。
特に、福田農園さんの梅は粒も大きくて立派です。

今度の朝市でも福田さんのところから梅の実が出るみたいなので、
お近くの方はどうぞ買いに来て下さい。

去年仕込んだ梅酒は、まだ少し残っています。
ほんとならだいぶ前に飲んでしまってなくなっているところですが、
今回は冬からどぶろくを作ったりしたので、まだ残っているのです。

梅干しも壺の中にまだ少しあります。
梅干しって、夏の間はすごくたくさん食べたいと思うけれど、
冬はあんまり食べなくてもいいみたいです。

今日採った梅はほとんど青いので梅酒用だけれど、
全部で9kgありました。
その中の少し赤味が差したのは、梅干しにしようかなと思っています。


 
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あと、梅甘酢にも少し。
ピクルスみたいなものですが、これは3,4日でできちゃって簡単です。
作りたてのカリカリしたのがとてもおいしいです。

 

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そうそう、今日小麦を全部刈りました。
去年はいつ刈り取ったかなぁ、って毎年思うので、
いちおう書いとかないとね。

2010年6月 8日

三郎の草取り

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直播きで種籾を植えたのだけれど、
あれよあれよという間に草が青々と生い茂ってきたのでした。
草取りをしようにも苗がまだ小さくて。

草をかき分け、眼を凝らさないと苗が見つからない。
苗が見つからないことには、その周りの草を刈ることもできない。
草取りは覚悟していたのだけれど、こんな状態じゃ、ちょっと苦しい。

しかし、そうはいってもこのまま放置したら、
か弱い苗は、きっと草に負けてしまう。
だから苦難の草取りにチャレンジしたのでした。


 
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ひとつひとつ芽が出たばかりの苗を探して、
その苗を刈っちまわないようにしながら、周りの草を刈る。
いつまでやったら終わるのだろうと思っていたけれど、
やっぱりいつかは終わるものです。

今日、三郎の草取り(やっと一回目)が終わりました。

ほとんど草の陰に隠れて、なよなよとしていた苗を、
助け出して日の当たる様にしてあげたのですから、
確かにやったかいはあります。
今、これをしなかったら、きっと周りの草に負けてたでしょうから。

どうしてもあるべき場所に見当たらず、
発芽できなかったのか、草にうもれてしまったのか。
そんなところもありましたが、
多くの苗は、これでしばらくは育ってくれるはずです。

ひと息つく間もなく、明日からは次郎です。
やれやれ。


 
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帰途の路上にカメが歩いておりました。
近づくと甲羅の中に手足を隠し、
カメラを近づけると、おそるおそる覗いているのが愛らしい。

夕日に映えるカメ君。

何、なんとかなります。
マイペースで、ゆっくりやればいいんですよ。

2010年6月 7日

かえるすわり

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田圃に行くと、いろんなカエルがいる。
いろんなカエルの鳴き声が聞こえる。
カエルは、ちゃんとかえるすわりをしている。


 
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水の取り入れ口のところに植えたみょうが。
たくさん芽が出てきた。
みょうがを切ったときの、あの清冽な香りを想い出します。

2010年6月 3日

スーマーさんと仲間たち

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今年もスーマーさんが音楽仲間と一緒に為山塾にやってきます。
6月6日、日曜日、。
5年目になった「為山塾ライブ!」です。

思えば一番最初は、石見銀山ロマンカフェがオープンして間もない頃、
そのカフェの土間でのライブでした。

いつもは静かな宅野の町に、
ギターやバンジョーの音が響きわたる、画期的な出来事でした。

それ以来、スーマーさんたちはこの場所が気に入って、
毎年いろんなゲストとともに、この地を訪れてくれるようになりました。

 


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スーマーさんのライブって、なんていうか、あったかいのです。

僕は僕で島根でカフェをやり、田圃や畑をしながら、
そういう生き方で過ごしてきた日々。
スーマーさんたちはスーマーさんたちで、
歌を歌って、旅をして生きていくという、そういう生き方で過ごしてき日々。

そうして、お互いが1年ぶりに出会うと、
「やぁやぁ、今年もまた会えましたね。」と、
「どうです、元気でやっていましたか。僕も元気です。」と、

何だか、そんな気持ちになるライブなのです。


 
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今年は午後1時のスタートで、
たぶん日暮れ頃まで、ゆるゆるとミュージシャンが入れ代り、立ち代わり、
楽しい演奏が続きます。

そうしてライブが終わったら、
みんなで海に出てみるのもいいですね。

きっと夕焼けがきれいです。
夕焼けをみながら、ギター片手に野外ライブもあるかもしれません。
ご一緒にどうです。

ドリンク付きで、たったの1500円。
「麦酒坊主(ビールボーイ)」の屋台なんかも出ます。
ゆっくり楽しんでいってください。

当日いきなり来られても大丈夫ですよ。
詳しくはこちら

お待ちしています。