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2010年3月 2日

塩、酒、たまねぎ。

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早生の玉葱が順調に育っております。
4月獲りだから、この調子だとあとひと月もすれば新タマが食べられそうです。
やったね。


 
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最初に仕込んだどぶ。
本によると混ぜなくてもいいんだ、と書いてあったので
そのまま放っておいたら、なかなか糖化が進まない。

それで、2、3日前からやっぱり混ぜることにしたら、
今日みると、ほとんど発泡もおさまって味もまろやかに。
よし、と思ってコーヒーフィルターで漉してみました。

うーん、これはまさしく清酒です。
辛口の生一本。
これまでは糖化した米や麹が混ざった白いどぶしか、飲んだことがなかったのですが、
漉してみると全然違うんですね。

これはなるほど清酒です。
しかも、結構アルコール度が高い。

一滴一滴しか落ちてこないんですけどね。
まぁ、そのうち溜まるからいいでしょ。
美酒は一日にしてならず。

これぐらいできれば、どぶも上等ですね。 
第二段、ツバキの花の麹で仕込んだどぶが楽しみです。


 
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で、これは何かというと、海から汲んできた水。
ついに「塩づくり」に挑戦です。

だって、目の前に塩辛い海があるのに、
なんでスーパーで高い塩を買わなくちゃいけないんだ!
と思うのです。昔はみんな作ってたでしょ。

しかし、そういっても、
鍋で長時間ぐつぐつ炊かないといけないもんだから、
ガスの火を使ってたんじゃつまらない。

そこで、この時期にね。じっくりストーブでやるのです。

5リットルの海水で70gの塩と20ccのにがり。

時間をかける割には・・・、ってこともありますが、なに、いいんです。
どうせ、ストーブは一日中つけてるんですから。
しかも、海水は無尽蔵なんですから。

ストーブでじっくり炊き上げた、宅野の海の天然塩。
こりゃー、うまいぜ。

たのしみ、楽しみ。

コメント

 海から始まって、陸に、そして水陸両用の微生物にと、いろいろ各界にお世話になりつつ、楽しんでいらっしる様子がうかがえ、読んでて当方も楽しいです。
 「ジャガイモ植えた」に、先日コメント書いてみました。読んでみて下さればうれしいです。

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