塩、酒、たまねぎ。
早生の玉葱が順調に育っております。
4月獲りだから、この調子だとあとひと月もすれば新タマが食べられそうです。
やったね。
最初に仕込んだどぶ。
本によると混ぜなくてもいいんだ、と書いてあったので
そのまま放っておいたら、なかなか糖化が進まない。
それで、2、3日前からやっぱり混ぜることにしたら、
今日みると、ほとんど発泡もおさまって味もまろやかに。
よし、と思ってコーヒーフィルターで漉してみました。
うーん、これはまさしく清酒です。
辛口の生一本。
これまでは糖化した米や麹が混ざった白いどぶしか、飲んだことがなかったのですが、
漉してみると全然違うんですね。
これはなるほど清酒です。
しかも、結構アルコール度が高い。
一滴一滴しか落ちてこないんですけどね。
まぁ、そのうち溜まるからいいでしょ。
美酒は一日にしてならず。
これぐらいできれば、どぶも上等ですね。
第二段、ツバキの花の麹で仕込んだどぶが楽しみです。
で、これは何かというと、海から汲んできた水。
ついに「塩づくり」に挑戦です。
だって、目の前に塩辛い海があるのに、
なんでスーパーで高い塩を買わなくちゃいけないんだ!
と思うのです。昔はみんな作ってたでしょ。
しかし、そういっても、
鍋で長時間ぐつぐつ炊かないといけないもんだから、
ガスの火を使ってたんじゃつまらない。
そこで、この時期にね。じっくりストーブでやるのです。
5リットルの海水で70gの塩と20ccのにがり。
時間をかける割には・・・、ってこともありますが、なに、いいんです。
どうせ、ストーブは一日中つけてるんですから。
しかも、海水は無尽蔵なんですから。
ストーブでじっくり炊き上げた、宅野の海の天然塩。
こりゃー、うまいぜ。
たのしみ、楽しみ。