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2010年2月28日

葉っぱの緑があおあおと。

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しばらく雨が降って、それからいい天気で温度があがるものだから、
もう、畑の葉っぱが元気であおあおとしています。
えんどうのつるも伸びて、白い花がいくつも咲いてきました。

 
 
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薪割りなんかしていると、もうすぐに汗がでてくるものだから、
これからまた、夏に向かうんだなぁという予感がします。

今年は、いつまでストーブを焚くんだろうな。


2010年2月27日

煙突さん、苦しそう。

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そういえば昔、「煙突さん、苦しそう」っていうサラリンのCMが
あったのを知っている人がいたとしたら、そうとう古い。
確か、白黒テレビの時代だったんじゃないかなぁ。

「サラリン サラリン サラサラリン」ですよ。

それはいいとして、分解してみたら、これ、このとおり。
ウチの煙突も相当苦しかったようです。

 
 
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だって燃えた煙が煙突から外に出れずに、
部屋に逆流していましたから。
もっと早く気づいてあげればよかったんですが。

前のストーブの時は3年ぐらい煙突掃除しなかったんですけどね。
まぁ、それだけよく働いているということでしょう。
それに大きな生木をどんどん放り込んでいたからね。

これからは、
毎月1回は煙突掃除をしてあげたほうがいいのかもしれません。
何しろ、毎日お世話になっていますからね。

 
さて、明日は「宅野朝市」。
これから馬路に行って、藤井さんの自然農にんじんをもらってきます。
明日は、朝8時半から。お近くの方はぜひ!

2010年2月26日

梅の花が咲いた!

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おぉ、ウチの梅の花が見事に咲いているじゃないか!
雨の合間にウラ庭に出てみたら、
何と、この間定植した梅の枝に花が咲いているのでした。

樹木はこれまでやったことがなかったので、何だか感動ですね。


もう少ししたら、モクレンの白い花も開くかもしれません。
いやぁ、いいですね。

 
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ついに巻かないままだった白菜にも花芽が!
雨に濡れる葉っぱの緑が素敵にきれいです。
よし、こうなったら葉っぱも花芽も食べちゃおう。

実は一番大きくて見事に巻いた白菜がもうひと株、別の畑にあります。
いつになくよく出来たもので、食べるのがもったいなくて、
眺めるだけでいつまでも食べないでいたら、
何だか真ん中の芯のあたりがモコモコとしてきて、どうも花芽が出そうな雰囲気。
何をしてることやら。

でも、いいんです。
これは種取り用に決めました。

いつも出来たものを全部食べちゃってから、
そうだ「種採り用」に残しておくんだった!
と後悔するので、
今年はできるだけ意識をして、自家採種していこうと思っているのです。

2010年2月25日

レンコン池、その後

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今日も朝からがんがん気温が上がるなか、
レンコン池づくりの続きをやりました。

きのうは猛烈な暑さに、あれからちょっと体調に異変をきたして、
夜中じゅう、何だか身体が発熱しておりましたが、
何とか一晩で回復。
今日も元気に畑に向かえることに感謝です。

さて、今日はTwitterで知り合った@ven_musbeat さんと初顔合わせ。
一緒にレンコン池に向かいます。
こういうリアルなつながりが迅速にできるのがいいですね。
Twitterのつぶやきがそのきっかけを生み出します。


 
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何と言っても、二人なら二倍の労力ですから、仕事もはかどります。
いろいろと話しながら、共に作業ができる時間がうれしいです。

午後には、レンコン池の完成!
周囲に波板の壁を作って竹の杭で止め、
底には竹チップを敷き詰めました。

あとは、レンコンを植えつけるだけです。


日が暮れてから、だいぶ風が出てきました。
雨もぽつり、ぽつり。


さて、明日からカフェ曜日。
今週の日曜日は「宅野朝市」もあります。

みなさん、宅野まで足を運んでくださいね。

2010年2月24日

レンコン池

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今日は援農でレンコン池を作りにいっていました。
昔、田圃だったところなので水は引けるということです。

それにしても朝から夏のような陽気。
少し掘り始めると、もう汗だくです。
それに強い日差し、今日一日で日焼けしてしまいました。

 
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これが午前中の仕事、初めの写真が今日の仕上がり。
明日もう一日かけて完成までこぎつけます。

しかし、ここは4,50cm掘ると大きな石がごろごろ出てきます。
スコップを入れると、すぐにガチンと石にあたるので、
なかなか作業がはかどりません。

それでもしばらくやってると何となくコツがつかめるもので、
午後からはそれなりに石取りと土掘りをこなしていきました。
今日のところで約半分。明日もがんばります。

隣にわさび畑も作りたいという要望なのですが、
まぁ、とりあえずレンコン池に集中だね。

急に夏みたいになったので、
タオルで頭を巻いていてもこぼれる汗で目が沁みる。
のどが渇くもんで、調子にのって冷たいものをがぶ飲みしたら、
おなかが痛くなった。

いかん、いかん。
まだ夏の準備はできてないよ。

猿の呼び声

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田圃の中に、そこだけ島を作っておきました。
そうして剪定をしておいたあんずが、この陽気で花を咲かせました。
きれいですね。この調子で実を結んでくれるといいんだけど。

田圃の中だから、作業の合間に食べられる果実があればいいですね。
田植えの時期か、稲刈りの時期かに。
何か考えよ。


太郎だけが溝を掘った後、土の塊りをそのまま放置していたので、
去年から気になっていました。
昨日はそれをくずして土をならしました。

最初にやったところだから、
今見ると、溝もちょっと狭くて、浅い。
これじゃすぐに埋まってしまいそうなので、
少し拡張しなきゃね。
 

 
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そんな作業をしていると、
山のほうから、「Hyu---i!」とか「Hoーーーーp!」とかいう声が聞こえる。
ふむ、これはきっとアイツですよ。

猿!

アイツ何かやってるぞ、と。
きっとうまいものを作るんだぞ、と。
そんな風に話しあってるに違いありません。

今まではそんなことちっとも気にしなくてもよかったけれど、
ここは山のふもとだからね。
アイツらの本拠地。
猿とか、イノシシとかの対策も考えないといけないようです。
やれやれ。


 
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でも、もうあとひと月ほどで4月。
苗代の季節が近づいてきています。
楽しみと不安の交錯(笑)。


やっぱり太郎には、3月にライ麦を植えてみよう。
それから、ここは陸稲をやってみるのもいいかもしれない。

札の

2010年2月23日

じゃがいも、植えた。

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びっくりするぐらい、いい天気になった。
久し振りに畑に出ると、早生のたまねぎが順調に育っていました。
これは四月獲りです。

去年、畝を立てたところなので、
まだまだ土が砂のようです。ぼちぼちですね。
 
まだ2月だけれど、
春の準備、春の準備、と気持ちがせいてきます。


 

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この間から切って灰をまぶしていたじゃがいも、3kg。
リバーサイドに植えてきました。

貧乏性なもんだから、小さい芋まで半分に切りすぎたかなとか、
狭い畝にたくさん詰めて植えすぎたかなとか、
その時はいろいろ反省するのですが ・・・。

しばらくしたらもう、どこに何を植えたかまで、
てんで忘れちゃう。

だから、
データベースに書き込んだり、作付け図を作ってみたりするのだけれど、
作っちゃったら、それで安心しちゃって、
後から見ることもない。

まったく何のために作ってるのやら。
たぶん、どこか使い勝手がわるいんでしょうね。

理想的には、
連作や交雑を避けながら、
いつの時期に、どこの畑のどの畝に、何を植えるべきか。
種取りや苗作りにはどの畝を使うのがいいか。

土地によっても、
毎年の天候や育ち具合によっても違うしね。

そういうことをちゃんと全部考えて、
ウチの畑用にカスタマイズして、
シフトをうまく組んでくれるようなアプリがあったらいいのにね。

2010年2月20日

あれは、ドレッドロックスだったのか。

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国母のことはいいけれど、あの髪、あれドレッドロックスっていうんだ。
wikiで調べて、ひとつ賢くなった。
「長期間ブラシ、櫛、剃刀、はさみを使用することなく、頭髪を自然に成長させる
ままにしておく事で形成される、互いに絡まり合ってロープのような形状になった
髪型のこと」だそうな。

ハハ、それって!
やっぱりあの人のヘアスタイルだよね。
むかし、大阪の難波にいましたよ。
ダンボールを片手に、心斎橋や道頓堀を徘徊していた人。
ひさうちみちおのコミックにも出てきたくらいだから、
あの頃、難波を歩いた大阪人ならみんな知っていると思う。

今思えば、彼のヘアは天然のドレッドロックスだったんだ。
どう見ても、櫛、剃刀、はさみなんか使っていない。
そういえば、裾出し、腰パンだったかもしれない。いや、そうに違いない。
そうなんだ、彼はもう20年以上も前に最先端だったんだ。


 
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ところでお気づきの方もあるかもしれませんが、
トップページをマイナーチェンジしてみました。
ちょっと、Twitterのウィジェットを追加したのです。

ついったー、これねぇ、これは一体何だろうかと思ってね。
ここしばらく、あれこれいじってみています。
ちなみに、私のホームは、
★nishio80 http://twitter.jp/nishio80

それから、botという自動投稿システムみたいなのもおもしろそうなので、
ちょっとやってみました。
自分的には備忘録みたいなつもりで、案外いいかもしれないと思っています。
★自然農bot http://twitter.jp/shizen_no

よかったらフォローしてみてください。

といっても、まず登録しないといけないと思いますが、
登録も簡単なので、まだの人はやってみるのもいいかもしれません。

ソフトバンクの孫さんや、ホリエモンさんや、鳩山ソーリもやっとりますが。

うーん、たぶんそういう雲の上の人が、
下々の声をリアルタイムに、かつダイレクトに聞けるツールだと。
そういう意味では、まったく画期的な事なんだろうなと思います。

もちろん、聞く耳がある人にとっては、ということだけれど。

ただ、暇なおじさんが暇にまかせて「つぶやく」だけなら、
ほんと、「へ」みたいなもんだと思う。
それをタイムリストで見てる自分も、「何だかなぁ」という感じです。
いまのところ。


 
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そんなことをしながら、ストーブで大豆を炒っています。
ちょっと焦げ目がついたところで、
唐辛子がぴりりときいた甘辛のしょうゆだしに、ジューンとつける。

このしょうゆ豆が実にうまいんですな。
ご飯がなんぼでも食べられます。

2010年2月12日

あめゆじゅ

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うすあかく いっさう 陰惨(いんざん)な 雲から
みぞれは びちょびちょ ふってくる
(あめゆじゅ とてちて けんじゃ)

せっかくの田畑曜日がずっと天気が悪くて、
昨日から少し寒さが戻ってきたと思ったら、
今日はもう、朝からみぞれまじりの雨だ。

そんな日々に何をするかと言えば、
やっぱり「仕込み」でしょ。


 
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納豆菌は熱湯でも死なないというからたいしたもんだ。
ヒートショックといって、かえって元気になるとか。

コタツの電気がややもったいない気もしたが、
納豆がほんの5~10粒でいいというのでやってみました。
大豆はJAで1kg275円のストックがたくさんあるからね。

40℃前後でほぼ1日保温するとできあがる。
1回目はちょっと表面が乾燥したせいか糸の引きが弱かった。
今度はもうひと工夫してやってみよう。
小粒じゃなくて、ビッグで食べがいのある納豆ができます。

 
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酵母をいろいろ勉強してみるとおもしろい。

ワインは葡萄の皮についている酵母菌で作るのだけれど、
リンゴの皮にもついている。
ミツバチが寄ってくるレンゲやツバキの花にもある。

この前は、白米についている酵母をおにぎりの糖分で発酵させて、
いわゆる「くされもと」というのを作ってみたけれど、
これはなかなか発酵が進まなかった。

ドライイーストを少し加えるといいというので、
素材を変えて再挑戦。

ツバキの花、リンゴの皮、自家製ドライフルーツ。
それに助けにドライイーストをぱらぱら。
ストーブの横で2、3日。

これは何だかいいみたいです。

しかし、ツバキの花の紅色が水に溶ける。
こりゃ、ピンクのお酒ができそうだ。

まぁ、そんなことをして遊んでいます。

 

 
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為山塾の庭の梅が開いてきました。

そのうちに春も来る。

 

2010年2月 3日

苗床の準備

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昨日はアラレが降った。
風は少し冷たいけれど大丈夫。これぐらいなら野良仕事ができる。
待望の米ヌカがやってきたのでさっそく苗床の準備に田圃に。

被せていた枯れ草をちょっと剥いで、米ヌカをばら蒔く作業。
そんなには蒔かない。ぱらぱらと、気持ちほど。

 
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三郎は東西に十二畝あるので、西から四番目と八番目を苗床に。
そうすると、田植えの時に左右に配れる。

次郎は東西に十八畝あるので、苗床は三つ。
西から四番目と九番目、そして十三番目を苗床に。

ついでに次郎の周囲の畦の枯れ草も刈って被せておいた。


年末にすももの根元に米ヌカを少しばら撒いておいたら、
年明けに見ると、どうもイノシシが掘ったような穴があった。
ほんのちょっと、埋めてただけなのに。
きっとおそろしく鼻が利くんだろうな。

田圃の方は、
いまイノシシが来たってどうってことはないのだけれど、
ほんのぱらぱらで食べるほどもないし。
でも、来るなら散らかした枯れ草は元通りにしておいてほしい。

明日、ちょっと様子を見にいこうと思う。


 
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残った米ヌカはあちこちの畑におすそ分け。

そうこうしていたら、また一日が終わった。
一日にできることは本当に少ない。