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2009年12月17日

虹の向こうに

091217_rainbow.jpg


 
宅野の町に虹がかかっていた。写真でわかるかなぁ。
昨日のことだけどね。
空に向かう方は消えかかってるんだけど、また向こう側は地についていた。
ちょうど宅野の町の両端から虹が伸びていた。

「Over the Rainbow」というのは、「オズの魔法使い」の映画に出てくる。
虹の向こう側には、素晴らしい世界がある。
この宅野の山の向こうには、ウチの田圃がある。


 
091217_tanbo_before.jpg


 
来年の稲作りのために、三郎の仕上げをしています。
結構、畝がでこぼこになっているので、それを平らにします。
溝を掘って出た土の塊りを、

 
091217_tanbo_after.jpg


 
鍬でこんな風に砕いて、低いところに持って行ってならします。
手でやるもんだから、なかなか平らにはなりにくいですが、
まぁ、だいたい。

水を入れてからやろうと思っていたけど、
塊りなら、何度か鍬を入れると崩れるので、
かえってどろどろにしない方がよかったかもしれない。


 
091217_kaeru.jpg


 
そうして土を動かしていたら、こんなヤツが現れた。
昨日からあられまじりの雨が降ったり、急に寒くなったからね。
冬眠していたんでしょう。

土の上に出ても、ちじこまって動かない。
仕方ないから、また土の中に埋めてやったよ。
眠りを邪魔してわるかったね。


この作業は、畦によけておいた草を全体に被せて終わり。
春にはここを苗床にするので、
草を被せる前に少し米ぬかを撒いておこうと思ったんだ。

JAに行ったらただでわけてくれるというから行ってみた。
そうしたら、畜産農家などの契約者にしかあげられない、と。
何だよ、ウチだって精米してんのに。
ウチの分、かえせ。

あちこち電話してみたが、どこも手に入らない。
まぁ、いいや。
刈った草で我慢するか。

本当は、三郎を今日で終える予定だったのですが、
草戻しを全部終える前に5時のチャイムがなってしまった。
仕方ない、続きはまた今度。

今年度中には、どうも三郎しかできそうにない。
まぁ、人間できることしかできない。
長い目で見よう。

稲作初年度は、まず三郎からスタートすることにします。

コメント

来春へ向けての田圃作業、頭が下がります。定年退職者が農「業」を始めると
後継者がいないとやって来たことが無駄になると言う話。今月の「現代農業」だったと思いますが、その後を次の定年退職者がまた始めればいいと言う風な記事を読んでなるほどと思いました。
「虹」の向こう側の「頓原」で昨晩仕事の予定でしたが、雪予報のため来年に順延しました。小生「そちら、雪がすごいと聞きましたが…」頓原の人「ええ、普通に冬です」
無理はしないようにしました。
米糠は、無人精米所に「糠はご自由にお持ち帰りください」というのがぽつぽつとありますので、いつも籾殻袋を車に積んでおき、キープしておきます。運が良いときは袋半分。目指していくと先人に回収された後で空振り。
只なのだから我慢です。

そうですよね。
ある時にキープしておくという癖がまだ身についていません。
あたしゃ、そもそもキリギリス系なのです。
キリギリスが田圃を始めようというのだから、
やっぱり世も末ですね。

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雪と風で調子が狂ってしまったのかなあ

失礼しました。
何か調子が狂ったみたいです。
最近、いろんなものの調子が狂うみたいです。
とりあえず直しときました。

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