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2009年12月 2日

スウィート・ノベンバー的

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12月特別営業シフトの初めての休業日。
今日は、一人でずっと「love love love」を聞いていた。
Dreams come true。
Dream comes true じゃなくて、Dreams come true なんだ。

いっぱいある方が夢らしくていいのか、
それとも叶えられない夢なら、夢のまた夢みたいなものだから、
叶えたい夢なら、たったひとつあればいいじゃないか、とか。

でも、ずっと家に閉じこもってたわけじゃなくて、
朝からと、お昼ご飯をはさんで5時のチャイムが鳴るまでずっと、
2ラウンドびっしり、田圃の溝掘りをした。


 
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おかげでだいぶはかどった。
三郎の外堀を掘り終えて、中筋を4本済ませた。
すももの周りはこんな風に丸く掘った。

三郎は、畝が平らじゃなくて、でこぼこが多いので、
掘りながらも、あちらの土をこちらに持っていったり、結構、手間がかかる。
それでもこのまま天気が続くなら、
あと3日ぐらいで三郎を制覇できるかもしれません。

今日は満月かな。
とってもクリアな、いい月が出ています。


 
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裏庭にみかんの苗を植えました。
お友だちからいただいた「はるか」。
高級でとってもおいしいみかんです。
繊細そうだけど、元気に育って実をつけてくれればと思います。

でも、島根は温州みかんの北限ですからね。
それに、ウチは自然栽培なので肥料はあげない。
それでも、今日は特別に米ぬかを少しあげたけど。

強くなるんだよ。

そうそう、「スウィート・ノベンバー」。
ちょっと前の映画だけど、おもしろかったです。
ラブ・ストーリーだからって、馬鹿にしちゃいけない。

明日、死ぬかもしれないと思ったら、
もう、どんなルールにも縛られないで、ただ今を生きようと覚悟したら、
どんな生き方ができるだろう。

「お金がたくさんあったらね」、って話しじゃない。
「あれをして、これを買って、どこかに行って」、ってことでもなくて。
わかるかなぁ。もう、そんなことじゃないんだ。

何がつまらない生き方で、何がクレイジーな生き方なのか。

他人にどう思われようが、家族に愛想をつかされようが、
自分の魂は自分の生き方で鎮めるしかない。
自分は明日死ぬわけじゃないけれど、
生きてても死ぬとしても、いつもぎりぎりの気持ちでいたい。

ただ、人には優しくありたいと思う。

誰にだって、自分のできることなら、何でもやってあげたい。
見返りは何もいらなくて、喜んでもらえるだけで本当にいい。

それはたぶん、何かの罪滅ぼしには違いないのだけれど、
今さら世の中を動かしたいとも思わないし、
たくさんのリアルな夢を叶えることで、魂が静まるとも思えない。

そういえば、甲本ヒロトが何かのインタビューで言ってたな。
「恋」ならわかるけど、「愛」ってなんだ。
「愛」なんていわずに、「やさしさ」って言えばいいじゃないか。

「love love love」のリフレイン。
 

コメント

自分の魂は自分の生き方で鎮めるしかない。

そうだよねえ。わかる気がする。
魂 楽しませてあげたいなあ、じゅうぶんに。
いいこと 書かはるなあ。 ありがとうございます。

書かはる、っちゅうのは、
へいきっつぁん、大阪の出でっか?
それとも、京都どすか?

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