冬支度
そろそろ今年も薪の準備をしないとなぁ、と思っていました。
切った木を、わざわざ短く揃えて、取っておいてくれた方がおられて、
さっそく友人に軽トラを借りて取りにいきました。
この間も別の方に、軽トラひと山程いただいたので、
だいぶストックができました。
これからこれを切ったり割ったりしないといけないのですが、
それよりも、身近にこれだけ木があるというだけで、
何だかとてもリッチな気分になれます。
いつも山から大きな木を切り出して、
割りやすいように短く揃えておいてくれる方もいます。
「今年も用意しているからね」と言ってくれます。
こんな風に、人の優しさに支えられて迎える冬は、
最高にあたたかいですね。
やっぱりとてもリッチなんだと思います。
去年、柄が真っ二つに折れてしまったた斧を、鍛冶屋さんに修理に出しました。
柄だけ買ってきて、自分で直せばいいんですけどね。
鍛冶屋さんに頼んで、ちょっと新品のように刃を研いでもらいたかったんです。
小麦を蒔きました。
それから、昨日やっと届いた裸麦も蒔きました。
その裸麦を蒔こうと畑に行くと、
何と昨日小麦を蒔いたところの畑にカラスがいて、
その麦をついばんでいるのです。
ばら蒔きした上から、枯れ草をふりまいておいたのだけれど、
ちょっと風ではがれたところから小麦の粒が見えたのでしょうか。
ちきしょー、カラスの奴。
いったい、どれくらい食べたんだろうか。
俺だって、ずっと見張ってるわけにも行かないじゃないか。
まったく、カラスの奴ときたら、
油断もすきもあったもんじゃない。
こちらも、少し空いたスペースに、
思いついてすぐ草を刈り、小麦をばら蒔きにしました。
そうしたら、雨が降ってきた。
こちらは、チーナカ豆の松田屋さん。
先日から大工さんが入って、本格的な改修工事が始まっています。
はぐってみると、足元の部分が思った以上に傷んでいたようです。
白蟻にやられて、木がぼろぼろになって、家の重みで沈んでしまっているんですね。
それをジャッキアップして、新しい木を接いでいるのです。
古い柱を新しい柱が接いでいく。それでいいんですね。
それでいいんだ、というのが何だかおもしろい。
今日からしばらく、雨の日が続くようです。
木曜日には、中生と晩生のタマネギの苗が入ってくるので、
雨があがった頃に、ちょうど苗を植えることができるかもしれません。
コメント
ダブルリッチ。 いいなあ。
むかしダブルケンジというのもいたなあ。
薪飯米(まきはんまい)。
その季節になると、木納屋に薪がだんだんうずたかく積まれていく様を指して、そう言うのだと母親が教えてくれた。米びつに米たっぷりと同じように、ほっこりとうれしい気分にしてくれる。
Posted by: 福田へいきち | 2009年11月11日 11:11
こんな風に雨が降る日は、空も一日中暗くて、風がガタガタと家を揺らして、もうこのままずっと晴れる日は来ないんじゃないかと思う。
こんな日は、ストーブの火がいつもより暖かく感じたりします。薪は大切ですね。
Posted by: Caferoman | 2009年11月11日 11:30