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2009年11月10日

冬支度

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そろそろ今年も薪の準備をしないとなぁ、と思っていました。
切った木を、わざわざ短く揃えて、取っておいてくれた方がおられて、
さっそく友人に軽トラを借りて取りにいきました。
 
この間も別の方に、軽トラひと山程いただいたので、
だいぶストックができました。
これからこれを切ったり割ったりしないといけないのですが、
それよりも、身近にこれだけ木があるというだけで、
何だかとてもリッチな気分になれます。
 
いつも山から大きな木を切り出して、
割りやすいように短く揃えておいてくれる方もいます。
「今年も用意しているからね」と言ってくれます。

こんな風に、人の優しさに支えられて迎える冬は、
最高にあたたかいですね。
やっぱりとてもリッチなんだと思います。

去年、柄が真っ二つに折れてしまったた斧を、鍛冶屋さんに修理に出しました。
柄だけ買ってきて、自分で直せばいいんですけどね。
鍛冶屋さんに頼んで、ちょっと新品のように刃を研いでもらいたかったんです。

 
 


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小麦を蒔きました。
それから、昨日やっと届いた裸麦も蒔きました。

その裸麦を蒔こうと畑に行くと、
何と昨日小麦を蒔いたところの畑にカラスがいて、
その麦をついばんでいるのです。

ばら蒔きした上から、枯れ草をふりまいておいたのだけれど、
ちょっと風ではがれたところから小麦の粒が見えたのでしょうか。
ちきしょー、カラスの奴。
いったい、どれくらい食べたんだろうか。

俺だって、ずっと見張ってるわけにも行かないじゃないか。
まったく、カラスの奴ときたら、
油断もすきもあったもんじゃない。

 

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こちらも、少し空いたスペースに、
思いついてすぐ草を刈り、小麦をばら蒔きにしました。
そうしたら、雨が降ってきた。

 
 

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こちらは、チーナカ豆の松田屋さん。
先日から大工さんが入って、本格的な改修工事が始まっています。
はぐってみると、足元の部分が思った以上に傷んでいたようです。

白蟻にやられて、木がぼろぼろになって、家の重みで沈んでしまっているんですね。
それをジャッキアップして、新しい木を接いでいるのです。
古い柱を新しい柱が接いでいく。それでいいんですね。
それでいいんだ、というのが何だかおもしろい。

 

今日からしばらく、雨の日が続くようです。
木曜日には、中生と晩生のタマネギの苗が入ってくるので、
雨があがった頃に、ちょうど苗を植えることができるかもしれません。

コメント

ダブルリッチ。 いいなあ。
むかしダブルケンジというのもいたなあ。
薪飯米(まきはんまい)。
その季節になると、木納屋に薪がだんだんうずたかく積まれていく様を指して、そう言うのだと母親が教えてくれた。米びつに米たっぷりと同じように、ほっこりとうれしい気分にしてくれる。

こんな風に雨が降る日は、空も一日中暗くて、風がガタガタと家を揺らして、もうこのままずっと晴れる日は来ないんじゃないかと思う。
こんな日は、ストーブの火がいつもより暖かく感じたりします。薪は大切ですね。

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