冬時間
ほら、唐辛子が1本だけ赤くなった。
もう、12月だからね。冬場はあまり人も動かないし。
このあたりは、12月から春まで休業するお店も多い。
ウチは休んでも仕方ないので、これまでずっと開けていたのですが、
今年はちょっと「冬時間」をしてみることにしました。
1週間が7日なので、半分で割り切れない。
だから、4日か3日。
何だか、朝三暮四みたいだなぁ。
猿を飼っていた老人が、餌が足りなくなってきたんで、
「今日から、どんぐりを朝に3つ、夕方に4つにする」と宣言すると、
猿たちがブーブー怒ったんだよね。
「わかった。それなら特別に、朝4つ、夕方3つにしてやろう」と言うと、
猿たちは、やんややんやで大喜び。まぁ、世の中はそんなもんでしょう。
それで、3日営業して、4日休むか、4日営業して3日休むかと考えたのですが、
やっぱり、平日でないと来にくい人もいるだろうし、
月曜日に休んだりすると、理髪系にお勤めの方はやっぱり来れないし、
そう思って、月曜日と金・土・日の4日、営業することにしました。
日本人は勤勉です。
かといって、火・水・木は店で寝てるのかというと、そうでもなくて、
火・水・木は、田圃に出て働こうと決めたのです。
まだ、田圃の溝も全部掘れてないし、やり残している仕事がだいぶ残ってるしね。
秋ジャガをまだ掘ってないし、
来春に向けて畑の畝作りをしておきたいのですが、
大豆を収穫してからと思っていると、
この大豆がなかなか熟さないし、葉も落ちないんだよね。
だいぶ晩生の種だったのか、それともやっぱり天候のせいか。
なかなかうまくいきません。
だから、火・水・木は、たぶん田畑に出ています。
でも、雨が降ったらこれはどうしようもない。
そんな時にカフェに行こうかなと思い立ったら、ぜひご連絡ください。
その時だけ、あなたのためにオープンします。
ストーブつけて暖かくして待ってます。
そうそう、ストーブと言えば、
先日、知り合いのところに行ったら、4、50万はするという
でっかい薪ストーブが据えてありました。
もちろん大きな丸太がそのまま入るヤツで、
二次燃焼とかの仕組みになっていて、灰下の引き出しで焼きイモも焼けるし、
たくさん燃やしたら、真冬でも窓を開けないと熱くてしようがないのだと、
豪語するのです。
いいなぁ。
ウチのストーブはちっちゃいけれど、ガンガン燃えて、愛らしくて、
間近でそれを囲んでいると、とても幸せな気分になれるのだけれど、
如何せん、2m離れると、真冬は寒い。
熱しやすく、すぐ冷える。
それに薪の取り入れ口が小さいので、
せっかく大きな木をもらっても、切ったり割ったりが結構たいへんなのだ。
いやいや、そんな贅沢言っちゃいかんのですが。
昨日もがんばって3、40cmの丸太を割っていたのですが、
久し振りに大きな斧で力いっぱいやってると、
何だか普段使わない筋肉を使うみたいで、
あちこちの毛細血管がぶちぶち切れてきたような気がして、
そこそこで切り上げたのでした。
そんなことで、3、40cm程度の木ならそのまま入れられるような、
そこそこの大きさの薪ストーブが欲しい!
そう、強く思ったのでした。
誰か、納屋で眠っている薪ストーブがあるでしょ。
3、40cmの丸太が入るちょうど手頃なヤツ。
それそれ、たぶんもう使わないでしょうから、それを私に譲ってください。