太郎制覇!
今日、やっと太郎の溝を掘り終えました。
米子からわざわざお手伝いに来てくれたりする方もいて、
みなさんの協力のおかげで、無事に掘り終えることができました。
あと、次郎と三郎が残っていますが、
大きな一枚を掘り終えると、これで要領もだんだんわかってきますから、
あとは何とかなるでしょう。
みんな掘り終えた段階で、暗渠の出口にふたをして、
全部の田に水を入れてみます。
昨日から秋野菜の種を植えています。
道の駅で買ってきた芽の出たメークインを種芋にして、
2袋ほどを植えました。
少し時期が遅い気もしましたが、
実れば来春の種芋にでもすればいいやと思います。
それから、今市小カブ、源助ダイコン、コブ高菜。
チンゲンサイ、春菊、ホウレン草、ニンジン、天王寺カブ。
春にいたるところに大豆を蒔いたので、
今、秋の種を蒔ける場所がきわめて少ないのです。
タマネギの苗がうまく育ったら、
それを移植する畝も残しておかないといけません。
麦は11月蒔きだから、
それまでに豆類の収穫が終わっていたら、
少しは麦を蒔く場所も確保できるかもしれません。
川口さんは言いました。
耕さず、田畑の生命に任せてやれば、田畑は自らの営みで、
自らが住みやすい状態にしていきます。
土が病んでいるところでも土壌改良剤はいりません。
任せれば、最短の時間で最善の状態に、自ずからよみがえります。
よけいなことは何もいらないのです。
自然治癒力というものは、
自らを自然が治癒するものであり、
その力は、本来自然の一部であるはずの人間においても、
備わっているはずのものなのに、
人は病気になったりすると、
あたふたと医者に頼ったり、薬に頼ったりしないではいられなくなる。
農業も同じことなのですね。
アラユルコトヲ
ジブンヲカンジヨウニ入レズニ
ヨクミキキシワカリ
ソシテワスレズ
人は浅い知恵でいろんなことを考えたりするけれど、
ただ自然をよく観察すればそれでいいのだと思います。
答えはそこにあり、またそこにしかない。
私なんかは、何でもすぐ忘れちゃったりするのだけどね。