さるすべり、たこ、梅干し、あるいは作付け縄。
他所んちのさるすべりの花はとっくに咲いているのに、
為山塾のさるすべりは、いつもちょっとだけ開花が遅い。
たぶん、そういう品種なんだろう。
今年もピンクがきれいです。
この夏は、浜辺にたこがたくさんいるみたいで、
保育園さんが来て、たこを2匹掴まえ、
その次に来た子もいきなりたこを1匹掴まえ、
こりゃ、地元民としてもうかうかしちゃいられないと、
さっそく、たこを取りに行きました。
意外と浅瀬の岩かげにいるんですね。
何度か取り逃がしたりしながら、
最後は、思い切ってぎゅっと掴みましたぜ。
取ったたこをどうしたかって、
そりゃ、たこ焼き。
久しぶりにたこ入りのたこ焼きにしておいしくいただきました。
やっぱり、たこ入りのたこ焼きはうまい。
なかなかキパっと晴れた日がなくて、
今年の梅干しは干すに干せずに困ったのですが、
何とか8月8日に、朝露に当てて仕上げました。
塩加減も適当だったので、
甕の底の方に、たっぷりと塩が溶け残っちゃって、
干すと梅の皮に塩の結晶ができるくらいに塩辛かった。
それで何度か梅酢を薄めたりして調整しました。
でも、仕上がりはたっぷりと朝露を含み、
ちょうどいいくらいの塩梅になりましたよ。
忘れた頃に蔓がぐんぐん伸びて、
ある日突然、長い長い「金時ささげ」が、ぐにょーんと成っていた。
慌てて、支え木を何本か立てた。
あまり長いので、茎だか莢だかわからない。
ところがこれが、ごま和えにしても肉じゃがに入れても、うまいんだよね。
葉っぱの下や草かげを探すと、
意外なところに、ふたつのささげがペアになって、ぐにょーんと成っている。
全部探して取っても、
三日ぐらいすると、またたくさんぐにょーん、とできています。
「金時ささげ」、素晴らしい。
これ、いいでしょう。
「作付け縄」または「田植え縄」の木製糸巻き機。
ウチにあった年代物のお蚕さんの糸巻きをばらして作りました。
ちょっと足が短いので、竹で足を接くといいかもしれません。
今度の田圃は長いほうが80mほどありそうなのですが、
南北に4mおきに溝を掘って畝を立てていきます。
ん、でも、どっちが南北だろう。
でも、太陽はやってくる方向に沈むから、
どうも長い方が東西ですね。
東西も何箇所か切った方がいいだろうか。
水はけをよくしてね、
秋には麦を植えようと思っています。
ここんとこ、忙しくて田圃の草刈りになかなか出かけられなかったのです。
でも、お盆が明けたらまたぼちぼち草刈りをやろう。
秋になるまでに一度水を入れて、様子をみておかなくちゃね。