新たな圃場
いくらマクロビだっていってもね。
その玄米がどうやって育てられた玄米か、ということでしょ。
有機栽培のお米だって、
ビンの中に入れて2、3日放置しておくと、もうどろどろに腐ってしまう。
マクロビなんて信奉するタイプじゃないけれど、
主食である米の素性がわからないのって、やっぱり情けないと思う。
いくらおいしいお米だからって、
スーパー白米ボタンでツルツルに研がなくちゃいけないようなお米は、
やっぱり御免だ。
知り合いが、約3反の圃場を見つけてくれた。
3反というぐらいだから、3ヘクタール。30mかける30mが3つ。
ざっと900坪。
それは相当に広いみたいだけれど、まぁ、見渡せる範囲だ。
圃場として数年前に区画整理をしてから、
使わないままに放置して、草刈りだけしてあったところだ。
草も柔らかく、そんなに荒れていない。
水路も整備されていて、堰をはずせばすぐにも水が張れる。
周りはなだらかな棚田のようなところで、みんなお米を作っている。
猪や猿は出るそうだけれど、
グッドコンディション。
素晴らしく条件が整ったところです。
何だか、いいですね。
耕さず、肥料、農薬を用いず、草や虫を敵とせず。
ふふ、お米、お米。
破滅の前夜だからね、
もう、身を持ち崩すか、百姓になって土を耕すか(いや、耕さないんだけど)、
そんなことぐらいしか、思いつかないのです。
だからちょっとまじめに、土と向き合ってみようと思っています。