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2009年6月 3日

燻製の日

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鹿肉の燻製の話をしていたら、ダッチオーブンの話が出た。
「オランダ人のオーブン」
その名前にあまり根拠はないみたい。
普通の深鍋と違うのは、蓋に炭が載せられるようになっていること。
オーブンのように上下から熱を加える。
鋳物で作られていて厚くて重い。
だから、圧力鍋のように無水料理もできる。
オーブンだからね、パンも焼ける。


ダッチオーブンを持ってきてくれた友だちが、
手羽先やら野菜やら、桜チップやら、
材料までいろいろ用意してきてくれたので、いたれりつくせり。
さっそく七輪に炭を熾して調理にかかる。

まずは、手羽先の燻製。
とりいそぎ、塩・コショウにロリエ、ローズマリーで揉み込んで、
網の上に載せる。


もくもくと桜チップの煙がいい感じ。
桜チップが定番というが、
本当はリンゴの木の方が甘い香りでいいのだそうだ。
じゃ、こんどはぜひともリンゴでね。

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手羽先は、独特のスモーキーな色艶が出て最高です。
肉もジューシーでいい感じ。
いい具合に密閉されたダッチオーブンの威力でしょうか。

次は異色の魚肉ソーセージ。
定番のゆで卵。

それから一度鍋を洗って、
サツマイモとかぼちゃ、掘りたての新ジャガの無水蒸し。
何も足さず何も加えず。

味つけ不要。
かぼちゃが甘くて最高でした。

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昼過ぎからウラニワで燻製ざんまい。

極めつけはスズキ。
三原シェフの差し入れです。
ちゃんと切り身にして持ってきてくれるところがさすがです。

さっそく、下ごしらえをして網に載せる。

これが身がぷりぷりとして実にうまい。


そんなこんなで、その日は燻製ざんまいでした。

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