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2009年5月27日

ぼうふうの花 鹿肉の燻製

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知らないと気がつかないけれど、これがぼうふうだと分かると、
いたるところにぼうふうは自生している。
久しぶりに見たぼうふうは、にんじんのような白い花を咲かせていた。

山道を海に向かって車を走らせると、
行き着く先に素晴らしい砂浜が広がっていたりする。
釣り人ぐらいしか行かなくなった岩場が、静かにそこにある。

何だかもったいないくらいの自然の在り様だけれど、
その海端の小道には、
産業廃棄物や、不燃ゴミの埋立て場の看板がたくさん立っている。

海は何も言わないから、
そこにこっそりと捨てて埋めるのだ。
何でそんなことが平気でできるのか、まったく訳が分からないよ。

たぶん、タバコのポイ捨てと同じような感覚なんだろう。
「それがどうして悪い?」

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島根の海の美しさは、守らないと、たぶん守れないのだ。
人口が少ないからといって、巨大なごみ処理施設を作ったり、
原発を誘致したりしてはいけないのだ。

 
それはそれとして、先日友人から鹿肉をたくさんいただいた。

骨付きの脚だったりするから、
さばくのが慣れないでたいへんだったが、みんなで仲良く山分け。

意外と柔らかくて臭みもなくて、
焼肉にしてもおいしかったけれど、やっぱりスモークのもんでしょ。
そう思って、桜の枝を細かく切って、
簡易燻製装置で半日ほど燻り出した。


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ちょっと火が近すぎたようで、ジャーキーのようになったけれど、
まぁ、うまいからよしとしよう。


こんなところで新鮮な鹿肉が味わえるしあわせ。
三原さん、ありがとう。