すじのとおった
昨日はひどい時化でした。
雨が降ると言ってたから、おとといは畑に夏野菜の種を蒔いた。
すると雨だけじゃなくて、冬に舞い戻ったような暴風雨。
その風で、でライ麦がずいぶん倒れた。
倒れたライ麦には困る。
麦に支えをしてやるのも何だか変な気持ちがするけれど、
麦が倒れてしまっては元も子もない。
今日もまだ少し肌寒いけれど、昼下がりの陽だまりはぽかぽか陽気。
庭にいすを出して、すじのとおったフキの下ごしらえ。
黒ずんだ指先は何故かすべすべ。
Let me not pray to be sheltered from dangers
but to be fearless in facing them.
(恐れから守ってくださいと祈るのじゃなくて、
その恐れに立ち向かえる自分でありますように)
Let me not beg for the stilling of my pain
but for the heart to conquer it.
(痛みが和らぐようにと願うのじゃなくて、
その痛みに打ち勝つ心がもてますように)
Let me not look for allies in life's battlefield
but to my own strength.
(人生に味方を求めようとせず、
その戦場を自らの力で歩んでいけますように)
タゴールは、宮沢賢治の愛読書でもありました。
私も、まっすぐなフキになりたい。