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2009年4月28日

すじのとおった

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昨日はひどい時化でした。
雨が降ると言ってたから、おとといは畑に夏野菜の種を蒔いた。
すると雨だけじゃなくて、冬に舞い戻ったような暴風雨。
その風で、でライ麦がずいぶん倒れた。

倒れたライ麦には困る。
麦に支えをしてやるのも何だか変な気持ちがするけれど、
麦が倒れてしまっては元も子もない。


今日もまだ少し肌寒いけれど、昼下がりの陽だまりはぽかぽか陽気。
庭にいすを出して、すじのとおったフキの下ごしらえ。
黒ずんだ指先は何故かすべすべ。

Let me not pray to be sheltered from dangers
but to be fearless in facing them.
(恐れから守ってくださいと祈るのじゃなくて、
 その恐れに立ち向かえる自分でありますように)

Let me not beg for the stilling of my pain
but for the heart to conquer it.
(痛みが和らぐようにと願うのじゃなくて、
 その痛みに打ち勝つ心がもてますように)

Let me not look for allies in life's battlefield
but to my own strength.
(人生に味方を求めようとせず、
 その戦場を自らの力で歩んでいけますように)


タゴールは、宮沢賢治の愛読書でもありました。

私も、まっすぐなフキになりたい。

2009年4月25日

浜防風

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これがうわさの「はまぼうふう」。
自生しているところを教えてもらって、さっそく採りにいった。
セリ科らしく、鼻の奥まで透っていくような良い香りがする。

乱獲するので絶滅種に指定されているようですが、
あるところにはある。

海辺のものだが、採ってきた根ごと土に植えれば、
結構簡単に繁茂していくようです。
ハーブ系だから、雑草の強さがあるんですね。

栽培ものと違って、茎が短く、
葉も茎もやわらかくはないけれど、独特の歯ごたえと香りは
天ぷらや油炒めにするといいみたい。


なんと、明日の朝市で販売します。
幻の日本のハーブ。1パック100円。良心価格でしょ。

2009年4月19日

ごぼう

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掘りたてのごぼうはうまい。
根に栄養を送るために、葉っぱがぐんぐん大きく広がる。
茎を輪切りにするとフキみたい。
葉っぱはほろ苦く大人の味。

去年は、黒い小さな油虫が萌え若葉にびっしりとついた。
今日見ると、同じように虫がつきはじめていた。
若葉がおいしいんだろうね。

これは虫よりも先に食べてあげないといけないと思って、
一本抜いた。

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直径3.5cmぐらい。長さは45cmぐらいかなぁ。
まずまずの出来です。

葉っぱを全部虫に食べられながらも耐え。
風と寒さでまた葉を枯らせながらも、生きのび。
1年越しだからね。

ごぼうはいいヤツです。
蒔くなら今ですよ。

2009年4月18日

麦の花

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ぐんぐんと伸びて、もう背丈を越すまでになったライ麦。
今日見てみると、穂に花をつけていた。
麦というのは素敵です。


昨日はリバーサイドにもちきびと胡麻を蒔きました。
うまく育つといいのだけれど。


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ところで、仁万の浜では相変わらず不審な作業が続いている。
去年引き上げたテトラを、また元に戻したりしているのだ。
あの船がどうも怪しい。

2009年4月13日

畑の算段

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つるなし豌豆の方が先に大きくなって、白い花を咲かせる。
つるあり豌豆の方はやや成長が遅い。でもきれいな紫の花を咲かせる。
ぽかぽか日和で花がたくさん咲き出したと思っていたら、
何ともう、莢がたくさんできていた。

これからは、毎日さやえんどうだらけの日々だ。

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リバーサイド(第四農場)はしばらく見てなかったので、
どうなってるかなぁと思って行ってみたら、
麦やそら豆は立派に成長していました。

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そら豆も何ともきれいな花を咲かせる。


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ライ麦はぐんぐん大きくなるのに、
小麦も大麦もあんまり背が高くならない。

穂が出てくると、麦の種類の違いもよくわかる。


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もう少し暖かくなって、4月後半から5月になると、
いろんな種を蒔かなくちゃいけない。
畑の割付を考えておかないと、蒔く場所がなくなってしまうのだ。


そう思って、念願の畑の割付図を作りました。


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トマト、きゅうり、大豆、落花生、サツマイモ。
とりあえずたくさん場所を取る作物の場所を確保した。
他にも蒔かなくちゃいけない種がたくさんあるからなぁ。

残りは空いているところに植えるしかない。

2009年4月10日

差し伸べられる手があれば

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差し伸べられる手があれば、どんなにいいだろう。
聞いてもらいたい話なんか、本当は何にもないのだけれど。

会ってみたって、口から出るのは愚痴や人の悪口ばかり。
それなら、自分はいったい何をしてきたっていうのだ。


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人に良かれを思い、今だけに生きたいと思いながら。
何ひとつ変わらない日々が暮れていく。

ひとりぼっちなのだから、傍にいるだけでいいんだろう。

差し伸べられる手なら、千本でもある。

2009年4月 8日

蔓日日草

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蔓日日草。
ツルニチニチソウ。そういう名前なのだそうだ。
今頃の季節になると、庭のあちらこちらで毎日ポツポツと、
プロペラみたいな花が咲く。

地中海原産の多年草。
アルカロイドを含み、有毒。

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麦の穂がぐんぐん伸びて風にそよぐ。
ぽかぽか陽気。
猫がすずめを狙っている。


他のどこかではなく、
今ここにしか答えはないんだろう。

2009年4月 6日

キビタキ

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「ヒュン  ヒュン  ヒュン ・・・」って音が聞こえて、
ずっと何かが風に揺られているんだろうと思っていたけれど、
昨日、裏の戸を開けてみると、そいつがいた。


胸がきれいなオレンジで、頭の剃り込みに白いスジがあるやつ。
目の前のブロックの上に止まっていた。
驚かして飛んでいってしまうといけないので、
そこでじっと息を詰めて、しばらく様子を眺めていました。

そうか、
「ヒュン  ヒュン  ヒュン ・・・」って、
いつも鳴いていたのは、君でしたか。


何て名前だろうと思って調べてみたら、「キビタキ」。
キビタキというのは、いろんなさえずりをするようで、
他の鳥の真似までするのだそうだ。

このあたりは風の強いところだからね。
きっとあいつは、風に揺られた雨戸が、キーキーと立てる音でも
真似してるんじゃないかな。


鳥の写真も撮りたいけれど、
まさか一眼レフにデジスコをつけてまでやりたくないしね。
で、目もよくないものだから、
遠くの木々の間に見え隠れする小鳥を見分けることなんてできない。

せめて、さえずりを聞いて、
名前が当てられるなら素敵だけどね。


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春蒔きの種を買った。
今回は「太田のタネ」さんで購入。
固定種もたくさん置いてて、わりと安かったから。


固定種 青長系地這きゅうり
固定種 白茎畑菜
固定種 栄光ピーマン
固定種 伏見甘長
固定種 芳香青皮栗かぼちゃ
固定種 黒種三尺ささげ
固定種 本金時
一代交配 おひさまコーン7
固定種 もちきび
タキイ交配 桃太郎なつみ(トマト)
タキイ ピコ(ミニトマト)
固定種 ニューメロン
固定種 広巾にら
固定種 モロヘイヤ
タキイ ズッキーニ ダイナー
固定種 落花生
固定種 金茶ゴマ
固定種 天王寺かぶ


やっぱり、できれば固定種にこだわりたいと思うのだけれど、
とうもろこしとトマトはどうしようもない。
ま、固定種にするなら自家採種しなさい、ということだけどね。
なかなか思うようにはいかない。
というか、できたらできただけ全部食べちゃうからね。
そりゃ、種が残らないよ。

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去年、採ってきたサクラソウの花が咲いた。
よしよし。

いろんなところから採ってきては、植えたりするのだけれど、
花が咲いたり、実が成ったりしてくれないと、
忘れちゃうからね。
ついつい上から上から、いろんなものを植えたりする。

ま、強いのが残ればいいんだけど。

2009年4月 4日

新たけのこ

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土の中からたけのこが顔を出す季節となりました。

たけのこは、皮のままで切れ目を入れて、ぬかと唐辛子で煮て、
一晩そのまま冷ます、というのが一般的ですが、
最初に皮をむいちゃって煮てもたいして味は変わらない、
ということなので、試しにそうやってみました。

メリットはいつもの鍋でコンパクトに処理できることですね。
まぁ大量に皮が出るのは同じだけど。


*連絡事項*
須磨の吉田さん、お問合せいただいていた件、メールで返信した
のですが、何故か戻ってくるのです。無線LAN環境はあります。
ぜひお立ち寄りください。

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ごぼうはおいしい。
掘り出す時の清冽な香りは、三千世界に通じるんじゃないかと、
思えるほどに素晴らしい。
去年のごぼうに新しい葉が出てきているのです。
ごぼうの葉っぱの苦味がよくて、てんぷらにすると何ともうまい。

人が生きていく、ということの意味は、
ただ日々の暮らしの中にしかないのですね。

社会という幻想と欲望の大河は滔々と流れ、
掉させば揺れる小舟のおかしさよ。
河を汚すことは、自らのいのちを汚すことでもあるのに。

矛盾に満ちた全体は、
自らの裡に巣くう同心円の矛盾。

動くことで惹起する対立構造の虚しさよ。

刹那に移り変わる事象には目もくれず、
目の上のたんこぶにさえ手をつけない。
そういう選択肢だってあるのだ。


原因を他にもとめず、
ひたすら自らの在り様を問い直す。
それが生きること。

2009年4月 1日

たたらの炎

たたらの神様、金屋子神はシラサギに乗ってカツラの木に降臨したといわれる。
御神木であるカツラの木は、春先の芽吹きの時に、
枝先からたたらの炎が燃え立つような美しい紅色に包まれるのだ。

雲南市の菅谷たたらのカツラの木が有名だそうだが、
それよりすごい巨木があるというので、昨日みんなで見に行った。

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井田の山の中のそれはありました。
確かに立派なカツラの木。群生しているようだが一本の木なのだそうだ。
人の家の裏山みたいなところを猪柵を乗り越えて上がって行く。

後で調べてみたのですが、
春先に花が咲き、しばらくすると新芽が出る。
見頃は三月末か四月の初め頃、わずか三日ほどのことだそうだ。
その新芽はやがて緑色となり、九月末には落葉する。

そうか。
時期は間違っちゃいなかったけど、葉っぱはもう緑だったよなぁ。
少し遅かったか。


でも、さすがにこれだけの巨木ともなると荘厳です。


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木の枝は苔むして、たぶんトトロもたくさんいる。


昨日の昼間はそんな風にピクニック日和だったのに、
今日は朝からあめあらし。
めっきり冷えて、大粒のアラレがばらばらと降ってきた。

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