Pay it forward
そういえば、8.8.8.。
今日はついに、あの北京オリンピックの開会式なのですね。
だいぶ先のように思っていたけれど、時は確実に過ぎて明日が今日になる。
ウチにはテレビがないので関係ないのだけれど。
ペイ・フォワードという映画を見た。
「世界を変える」ために、自分には何ができるだろう。
それががこの映画のテーマです。アメリカという国は、時々こういう映画を作る。
誰もが個人の自由を振りかざす一方で、巷には精神を病む人たちが溢れている。
「Pay」という言葉が何だか資本主義的に聞こえますが、
たぶん英語には精神性に関する語彙が少ないのでしょう。
「Pay it back(返済する、お返しする、見返りを与える)」の対極にあるのが、
見返りを求めない「Pay it forword 」ということです。
スケールの大きな作りごとには事欠かない国。
何が本当で、何が嘘かは、実際のところ、あまり関係がないのかもしれません。
ただ、何かやりたいことがあるなら、今から一人で歩き始めるか、
それとも地位と権力とを手中におさめて、有無を言わさずに社会を動かそうとするか、
どの方法でやるかは、それぞれの品位の問題で、
いずれにせよ、人々には等しく、それを実現させる自由と可能性がある。
それを信じようと思わせる国ではある。
「 You're Crazy 」が褒め言葉になる大らかさがあればいい。
何だってありなんだ、という考え方ができればいいんだ。
ところで、ウチのとうもろこしがぼちぼち大きくなってきた。
これが生食でも、お菓子のように甘くておいしい。
とうもろこしの種は、町の種苗店には、もうF1交配種しか売っていない。
まったく、どこを探してもも売っていないのだ。
仕方がないので、
「やわらかく、甘くて、病気に強い」、みたいなF1交配種を買って植えた。
だから、とても甘くておいしいのができて、それはそれでいいのですが、
何だか嬉しいけど自分の手柄じゃないような、
心の奥底で納得いかないものがあったりするのだ。
それはそれとして、
ついに、宅野で最後の鍛冶屋さん、
高橋鍛冶屋謹製の出刃包丁を手に入れた。
いいねぇ、銘入りだ。
さっそく大きなせいごでも釣ってきて、三枚に下ろしたいところですね。
昨日は、この夏最後となる保育園さんが帰ったあとに、
バケツをひっくり返したような大雨が降った。
「よしっ。」と思って、
雨が上がった後に、濁った宅野川にうなぎを釣りに行ったのだけれど、
フグのヤツめに針ごと噛みちぎられた。
もう何回か挑戦しているのですが、うなぎ釣りはなかなかうまく行かない。
おっきなのが、にょろにょろしてるのが見えてたりするんだけどね。
でも、その日の夕焼けは奇跡のようにきれいでした。
この物語は、2008年8月8日から始まる。
博士は、「退屈じゃないか?」といった。
「ここで何か創造的なことをしたらどうか。」
退屈って、なんだ。創造的?
創造的って、いったいどういうことだ。
この日々の暮らしこそ、何か創造的なものじゃないんだろうか。
コメント
カラスのやつめ… に続き、
フグのやつめ…
お気持ち、よくわかります。(笑)
うちの父親は、クサフグも自分でさばいて、食べさせてくれていました。
塩焼きや空揚はおいしかったな~。
自分は怖くて出来ませんが…。
Posted by: としのぶ | 2008年8月 8日 20:48
うなぎは竹筒ですよ。
やったことはないですが・・・・
Posted by: okamammoth | 2008年8月 8日 23:13
ここだけの話ですが、イカの塩辛で釣ってます。
目の前に落ちれば、絶対喰うはずなんだけどなぁ。
Posted by: Caferoman | 2008年8月 8日 23:48
釣ろうとすると見つからなくて、釣ろうと思ってない時に見つけたりしてしまうんでしょうか?
突然の遭遇に対処できる「タクノスーツ」が必要では?ポケットにはいつも塩辛。
Posted by: okamammoth | 2008年8月11日 01:01