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2008年7月 2日

憧れのショッピングモール

昨日は休みだったので、
山陰最大(いや、YouMeタウン最大?)といわれる、
出雲のショッピングモールの様子を見に出かけたのでした。
ま、いわゆる、おのぼりさんですね。


店舗の何倍もある駐車場の敷地。
勝手に動くエレベーターやエスカレーターが、
私には珍しく、懐かしかったりする(笑)。


youme.jpg


ピカピカの床とどこまでも明るい天井、汚れのない壁。
開店したばかりのまっさらな店舗で、
たくさんの新しい店長さんや、新しいアルバイトさんが働いているんだろう。

たくさんの衣服や雑貨や、
野菜やアイスクリームなどを積んだ納入業者の大型トラックが、
一日に何台も入って行っては出て行く。
毎日毎日、売れ筋商品や目玉商品や、
大きな肉の塊りや冷凍の野菜を運びこんでいるんだろう。


ここでは、飽くことのない経済原理が幅を利かせ、
市場調査やマーケティングという言葉がまことしやかに語られる。
現場では、
バイブルのような接客マニュアルにのっとって研修が繰り返される。

いらっしゃいませ。
いらっしゃいませ。
いらっしゃいませ。
いらっしゃいませ。

ありがとうございます。
ありがとうございます。
ありがとうございます。
ありがとうございます。


モールの3Fは映画館とゲームセンター。

複合店舗のモールにテナントで入っている映画館を
シネコン(シネマコンプレックス)というのだそうだ。
ここにはなんと10スクリーンもある。


映画館で映画を見るのは、何年ぶりだろう。
その映画館で映画を見た。


「奇跡のシンフォニー(August Rush)」というアメリカ映画。
単純だけど、おもしろかった。
お決まりのラストシーンに、ちょっと涙が出そうになった。


asagao.jpg


世の中にはいろんなルールや決まりごとがあって、
逆らってはいけない社会の仕組みがあったり、
踏み外してはならない世間の常識というものがあったり、
そういう中で人は暮らしていくんだろうとみんな思っている。

それは、はっきりそうだと、誰かに言われたわけじゃないけれど、

「どう生きるかはあなたの自由だ」と、
いつも捨てゼリフのように言われたりするけれど、

それでも、僕たちはいつもいわれのないプレッシャーを感じて、
無言のトラップで幾重にも自分自身をがんじがらめにして。

ちっちゃな頃から、そうやって、
見えない殻の中に育てられていくのだと思う。


初めから自分のことを信じられる人はさいわいだ。


「頭がいっぱいの人。
要らないものをいっぱい集めた人。
はしっこで座り込んでいる人。

動けない人・・・。動こうとしない人」

バウさんは、そういう表現をする。

「そういう自分を、内面から初期化できる自分を実感できることが必要なんだ」


そのことに気づくために、人は生涯、寄り道をして歩く。


でも、いくら探し回っても無駄なんだ。

それは、自分の足元に転がっているものだから、
それはつまるところ、自分の足元にしか転がっていないものだから。


そのことに気づくために、人は生涯、寄り道をして歩く。


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