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2008年6月25日

誰かの靴

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どこからか流れ着いた靴。
だいぶ長い間、海面に浮かんだり沈んだりしながら、
いろんなところを漂流していたんだろう。


靴の人生。
靴は人に履かれるだけで、人のことを履かない。


人の人生。
人には義務も権利もない。世間体だってない。
もともとないものを、あるみたいに思って、そこに自分を閉じ込める。


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ないものはある。あるものはない。


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どこから始めてもいい。
何をやっても構わない。
自分が考える人生を、自分でデザインできる自由。


コメント

僕の靴!
に似ている。
よくある靴なのか?
よくある人生なの?
はは・・・。
さすが母なる海、草臥れてはいるけれど
鮮度は落ちて無さそう。

たしかに!
しかし、靴もそのサイズで履くやつを選ぶ
それでも、気に入らなければ
踵の皮を剥いたり、外反母趾にしたりする。
時に、そんな強かな奴もいたりする。

靴の靴生
人の人生
どちらも似ているところがある
やはり、よい相棒がいるといい。

波打ち際を歩いていると、つい流木作家にでもなろうかという気になります(笑)。

予告無く、波打ち際にはいろんな贈物が届けられる。
だから、時々僕らは予感に引っ張られ
自分宛の荷物を取りに行く。
出会うために。
インパクトが重宝しますよ。

よし、じゃ今度「海からの贈り物」二人展をやろう。
その日のために、流木なんかの拾いだめをしておかなくちゃね。
巨大丸太は、一人じゃちょと運べないから、現地で製作展示しますか。

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