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2008年5月31日

蔓バラの垣根

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小さな頃には、近所の家の垣根に
こんな蔓バラの赤い花がたくさん咲いていた。
そんな路地から路地を友だちと駆け回って遊んだものだ。

不思議なことに、どの家の軒先にもカナリヤやじゅうしまつの鳥かごがあった。
駆け抜けると、玄関先の打ち水のにおいが鼻をつく。

そんな記憶がよみがえった。


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にんじんの花が素敵に咲き始めた。
今年は採種してみよう。


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たまねぎもそろそろ腰から折れてきて、
もう収穫の時期になりました。

今日、ウチの軒先に竹ざおを吊るした。
これで大丈夫。
明日から収穫したたまねぎをちゃんと干しておくことができる。

2008年5月29日

夕映えとさるすべり

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日が長くなったもんだ。
7時になっても、まだ外が明るいから散歩に出かけた。
お日様はもう沈んでいるようだけれど、
空の雲はだんだん赤みを帯びてくる。

それを海が映すので、それが何とも美しい。


昨日は雨が降ったので、畑も木々も大喜び。


ちょっと強剪定しすぎたかなぁ、
とひそかに気にしていた「さるすべり」。


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そんな心配をよそに、裸の樹皮から勢いよく芽を出し始めた。
よかったね。本当によかった。


雨は所を選ばず降ってくる。


雨粒は壊れた屋根にも容赦なく落ちるし、
庭の雑草ときたら大喜びでぐんぐん伸びる。
ツタなんて、ほら見ているうちにぐるぐる巻きだ。


だから、今日は草抜き。
たぶん明日も、草抜き。


それでいいのだ。

2008年5月28日

海ソーメン

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夏のような日差しに引かれて海に出た。
それでもテンクサには早いようで、岩肌にはまだ姿がない。
仕方がないので、ぼべとじじ採りに予定を変更。

波が見え隠れする岩場に
そばのように生えていた海草をもぎって食べてみると、
これが歯ごたえがあって、くさみもなく、結構うまい。

太モズクかなぁ、と思って採って帰った。
調べてみると、モズクは枝分かれしている。
何だかモズクじゃないようだけど、
食べられないものでもなさそうだし、むしろうまい。

いろいろ調べてみると、「海ソーメン」。
これが採れる季節が限られていて、さほど量も採れない。
いわゆる珍味なのだそうだ。
どおりでうまい。

生で大丈夫。
二杯酢にしばらくつけるとクタっとてしてしまうから、
食べる直前に酢やしょうゆをかけるのがいい。

でも、海でつまみ食いするのが一番おいしい。


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世界遺産に指定されていても
あまり訪れる人もなく、静かな鞆の港。


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近くでちょうど屋根換えをしていた。

あの屋根であれだけの泥が出るんだ。
あの泥を袋につめて下に降ろすだけでもたいへんだ。
後始末の心配もしなくちゃいけない。

あのはしごが欲しいなぁ!

2008年5月26日

ストレスのないうれしさ

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かつては甘夏みかんや種なしゆずで栄えた村が、
少子高齢化で栽培が放棄され、
木々には果実が実るがままになっているのです。

それを頑張って収穫しても、
今やJAには二束三文でしか買ってもらえない。

「何とかならないかなぁ。ものはいいんだけどなぁ」
といろんな人に話していたら、
数百kg単位で仕入れてもらえそうな話が舞い込んできた。

この間、農園の人に会って、
「甘夏の話、よかったねぇ」といったら、

「うれしいけど、ちょっとやれん」
と言う。


どうして、いい話なのになぁ、とその時は思ったけれど、
少し頭を冷やしてみると、
確かになぁ、と考え直したのでした。


そりゃ、買ってもらえるのはうれしいに違いないが、
だからといってそのために動ける人は少なく、
一人で何から何までやらないといけない現状はすぐには変わらない。

他の仕事は他の仕事で、今までどおり毎日こなしながら、
それでもお金をもらうからには、
みかん1個だって責任を持って出荷しなければならない。
そういうプレッシャーが新たに発生する。
それは、人を雇えばいいという問題でもないのだ。

お金が入ればいいでしょ、ということでもなく、
そのことでストレスがたまるなら、
結局何をしていることやらわからない。

従来の村おこしの成功例なら、
特産品を作って、うまく流通に乗せて、
量がさばけるようになって、雇用が生まれたら、めでたくゴール!
みたいなイメージがありますが、

そういうモデルパターンだけがウィナーだろうかと思うと、
それも何だか資本主義経済の市場原理に巻き込まれている
だけに過ぎない気がするのです。

都会の価値観に右へならえする小田舎ほどつまらないものはない。

考えてみれば、
全国の限界集落がすべて特産品を開発して、流通ベースにのせて、
村の経済を成り立たせる、なんてことは到底ありえないわけで、
限界集落には、もっと違うやり方があるのだろうと思います。

例えば、地域に埋もれていた財産が、
正当に評価される(わかる人にはちゃんとわかってもらえる)ようになって、
外からやってくる人に褒められたり、
褒められることで、自らも価値を見出すことができて、
何もないと思っていた村に、あらためて誇りが持てるようになる。
そんな状況が作り出されるなら、
そのあたりがゴールで充分なんじゃないか。


そう考えれば、ことさらブレイクする必要もない。
卸値をたたかれながら、ストレスを溜めて大量生産に励まなくてもいい。
あるがまま、少量、季節限定、売切れ御免。
それを大いばりで主張する方が、よっぽどかっこいいのじゃないか。

けれども都会の目でギャップを感じてもらうことは重要です。
地元に足を運んでもらえるなら、
地元でしか味わえないホンモノが都会より安く手に入ります。
だから、どんどん来てください。
けれど、都会の人がビジネスで求めるなら、それは高くつきますよ、
ぐらいのスタンスでいきたいものです。

つまり、経済の問題に貶めるのじゃなくて、
価値観の問題に引き上げればいいんだ。
そうすれば、限界集落だからといって卑屈になることはない。

そういう価値観の変換を模索していくスタイルが、たぶん新しい。

都会は未だに経済原理で田舎を買い叩けると思っている。
もう、それは許しちゃいかんのです。

限界集落になるようなところこそホンモノの宝庫。
昔からの古くて良いものは、「不便」の中で培われ、残されてきた。
だから代替不可能で貴重なのです。

みんな早くそのことに気づけばいいのだけれど。

きっと気づいた人から「都会を捨てる疎開」が始まりますよ。
もう、そんなに先の話じゃない。

2008年5月23日

死臭花

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こう見えても、5年に一度しか咲かない花。
動物や魚の屍から出る腐臭のような匂いをあたりに漂わせる。
虫媒花。その匂いで虫を引き寄せて受粉させる。

どうりで虫がぶんぶん飛んでいた。
色といい形といい、何ともすごいヤツだ。
あの世界一大きくて臭い花、ラフレシアの仲間なのだそうです。

こいつが蒟蒻の花だとは。
誰もが口にはするのに、めったにその花を見ることがないのは、
たいてい3年ほどで芋を掘り起こすからだそうです。
花が咲くまで放っておくと、芋が増えなくなる。


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芋といえば、
先日サツマイモの苗を買いに行ったら、予約が1週間先まで詰まってる、と。
聞くと「鳴門金時のバイオ苗」。
バイオは育つのが早く、収穫量も多い。
しかも、収穫後日持ちがする。時間を置くとだんだん甘くなる。

バイオ苗とは、種芋から取り出した新芽をビーカーで培養したもの。
うーん。
そんな怪しげなものを、予約してまで買うべきか。
他の野菜はみんな固定種に変えたというのに。

ちょっと頭を冷やして考えようと、その日は帰った。

そうしてしばらく考えたが、やっぱり芋の苗が欲しい。

モノは試し、うまい芋は欲しい、と予約に行くと
次は5月20日!
50本。やっと手に入れて、昨日畑に植え込んだのでした。


そういえば、その日はもうひとつ妥協した。


やっぱりトウモロコシも欲しい、と
種を買おうと思ったが、苗屋には交配種しかない。
「固定種はないんですか」と聞くと、
皮が柔らかくて甘い交配種しか今は売れないので扱ってない、のだそうだ。

仕方がないので2軒目に回ったが、
やっぱりない。
あるのは全部、交配種。
でも、やっぱりトウモロコシが欲しいから、
諦めて交配種の種を買った。

ユダは三度キリストを否定する。


ああ、うまい芋が食べたいばっかりに、
鳴門金時ごときで人生を踏み誤らなければいいのだけれど。

2008年5月20日

ジョゴリン

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そろそろ魚が泳いでないかなぁと思って、
岸壁から海をのぞくと、
2cmほどの稚魚がたくさん群れになって泳いでいた。


こりゃー、ちりめんだ。しらすだいこんだ。
と思って、慌ててタモとバケツを取りに帰った。


それを掬おうと海に網を伸ばしたのだけれど、竿が短くて届かない。
そのうえ、ヤツらは逃げ足が速いのだ。


夏の頃は、かわはぎやアジなんか、
むこうから網に入ってきたのになぁ。


漁師さんが来たので、
これは何の稚魚だかな、って聞くと、

「そりゃ、ジョゴリンだ」

何だ、そりゃ。

食えるかな、って聞くと、

「食って、食えんことはないが、うもうなかろ」

何かの稚魚かと思ったけれど、
漁師さんいわく、
「ジョゴリンはおっきくならん」そうな。

そうかぁ。
今日の夕飯は、てっきりしらすだいこんが食べられる
と思ったのになぁ。残念。


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2008年5月19日

ニンジン爆弾

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去年、花が咲くままに放っておいたニンジンの種が
あちこちに飛んで、芽を出して、
畑といわず、空地といわず、あたり一面ニンジンになっている。

引っこ抜いてみると、
伸びきれずに枝根がたくさん出てるのやら、
まっすぐ気持ちよく育ってるのやら、
なかには、お店で売れそうなほどきれいなヤツもいる。


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そんな風に、
みんな己生えになって、
自分で育ってくれればいいのにね。


今日は、旭大和西瓜と丹波黒大粒大豆を蒔いた。


種の発芽率が高いので、
この間蒔いた東京南瓜の芽がたくさん出て、
それを間引くのもしのびなく、

あっちの畑の隅や、こっちの壁際とか、
いろんなところに移植をした。


もうすぐ雨が降ったなら、
雨がすべての地面を濡らしてくれる。

牛蒡の葉のこと

朝、起きて畑を見て回るといろいろ発見がある。
牛蒡の葉ならおもしろい。
毎日葉っぱが大きくなって、周りの植物を圧倒する。

同じ畝に植えても、葉っぱを縦に広げるものと、
横に広げるものがいる。
そうして、大きな葉っぱになると、
朝に葉のふちにぐるっと水玉を浮かべるのだ。


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あの子のことも話そうか。

あの子ときたら、日に日に赤くなる。
赤くなったら赤くなったで、
鳥に食べられやしまいか、なめくじになめられやしないかと、
たいそう心配になる。


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それでももう一日、
葉っぱの根元まで、真っ赤になるまで完熟させたら、
甘くてとってもおいしいよ。


落花生もさっそく芽が出てきた。


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今年もいっぱい成るといいな。


それはそうと、どうも明日は雨みたい。

それなら、朝のうちに畑に種を蒔いておこう。
ずっと畝を空けて待ってたんだ。

充分あたたかくなったから、そろそろ西瓜がいいみたい。


2008年5月18日

ジーパンはいけん、というが。

行ってきましたよ。
60年に1回という出雲大社の「平成の大遷宮」。
何も陽気の良い週末に行かなくてもいいものだが、行ってしまったものは仕方がない。


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鳥居をくぐると、すでに大蛇の列。
ガードマンさんに「4,5時間かかりますが、よければどうぞ」と言われ、
そんなこと言われてすごすご帰ってきたんじゃ、
せっかくよそいきのズボンを履いていった意味がない。

そうなんです。
よそいきのズボンを履いたのには理由があって、
拝観するのに、ジーパンはいけんと神社が公言しているのです。

ウチのお店に来る人がそんなことを言っていたので、
「ウソだろ」とみんなで笑っていたのですが、
なんとホントの話。


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Tシャツ、ジーンズはダメ。
ジャージ、短パン、作業着もダメ、サンダルもダメ。

ミニスカート、ミュールもダメ。
和装ならOK。
作業着はダメでも、作務衣ならいいらしい。

衿がついてたらポロシャツでもいいだろうと着ていった。
それはいいみたいだが、
「すそはズボンの中に入れなさい」と入口で注意される始末。

そんなことを言われたのは、高校生の時以来だ。

女子はブラウスの裾を外に出していても何も言わないくせに、
どうして男子のポロシャツの裾はいけないんだ。

高校生の時なら、「フン」と言って無視してやったものですが、
ここでそんなことをすると、
せっかくの3時間が水の泡になるのもつまらないと思って、

泣く泣くシャツの裾をズボンの中に押し込みました。
私もまるくなったもんだ。


そうして4時間弱、立ったまま並び続けて、
御本殿の周囲の廊下をぐるっと回り、
ようやく正面の大床からご本殿内部をのぞきこむ。


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天井に描かれた秘図「八雲の絵」


そういえば、
60年に1回、ご本殿に上がれるというのは聞いたけれど、
そこにいったい何があるのか、
みんなそれを知って並んでたのかなぁ。
知らなかったのは私だけか。

さほど古さを感じさせない本殿内部、
きれいな板天井に描かれたカラフルな「八雲の絵」。
見るものはそれだけ。

「う・・・、そうですか。」

世の中にはいろんな尺度があって
人の価値観というのも様々あって、
ま、無料拝観にどうこういうつもりもないが、
それでも、私は4時間並んだ・・。


お寺の特別拝観なんかは、
秘仏が公開されていたり、
壁画や欄間の工芸ものがすごかったり、
さすがだねぇ、と納得するものがあったりするのだけれど。

わかりました。
神社というのはそういうところです。


今度は8月に最後の拝観があるそうです。
なんせ60年に1回ですから。
みなさん、熱射病で倒れないように。
なんせ60年に1回ですから。


どうぞ、失礼のない服装で拝観するようにしてください。

2008年5月11日

色づく果実

この季節、ひと雨降れば草がズンと伸びる。
そうして野菜たちもグンと大きくなる。

ほらほら、苺も大きくなって、赤くなってきたよ。


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この分なら明日ぐらい食べられるかも、
って思ってるといつも一足先にカラスにやられたりするんだよなぁ。

で、転ばぬ先の杖。


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やられる前にネットを張りました。
これで完璧。


トマトだって小さな実をつけた。


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枝豆もメロンの芽も、みんな順調に育っています。

昨日の夜は寒くてストーブをつけたりしたけれど、
そんなことが嘘みたいに、

まもなく収穫の夏がやってくる。

2008年5月10日

チェロのコンサート

お寺の本堂でチェロコンサートを開きました。
バッハの無伴奏を身近に生で聞きたいなぁ、と思っていましたが、
いろんな方の協力のもと、意外と早く実現しました。


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広島交響楽団の伊藤哲次さんに快く引き受けていただいたおかげで、
入場料わずか700円で実現できたのもさいわいでした。
本堂に用意していた席が足りなくなるほどの盛況でした。

チェロのあたたかく深い音色が、本堂いっぱいに広がりました。
今回は、第1番・第2番だけだったのですが、
目を瞑って音に浸っていると、あっという間に時間が過ぎました。


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やっぱり、生はいいものです。

でも、
個人的には、本堂で寝っころがって、
全身でチェロの振動を味わいながら聞くのが夢だなぁ。

しかも、休憩も入れず、全曲フルで聞きたいところです。

しかし、そりゃー演奏者がたいへんですよね。
なかなか、ウンと言ってくれる人は少ないかもしれない。

でも、中にはウンと入ってくれる人もいるかもしれない。
ねぇ、伊藤さん(笑)。


でも、いつか実現すればいいなぁ。

2008年5月 7日

引きつ戻しつ

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真夏のような陽射しが続くかと思えば、朝晩が急に冷え込んだり、
春というのは、引きつ戻しつで、コマを進めるものなのだ。
そうして時に雨が降るのも、畑には恵みのようなありがたさ。


春の花が終わった木々に鋏を入れる。
下草をむしったり、絡まるツルを取ってやったり。

長らく放っておかれた木々を見ると、
隣の枝を押し分けたり、踏み越えたり、
どれもこれも、われ先にと陽の当たるところに伸びていく。

そういうのを見ると、木々の品性がよくわかる。


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躑躅というのは、どうも下品なヤツだ。
外から見るときれいに花を咲かせているが、
裏側に回ると、枝という枝がそれぞれ自分のことだけ考えて伸びて、
まったく混乱の極みなのだ。

でも、この季節、あちこちで「つつじ祭り」がある。
あまり知られていないけれど、井田の「高野寺」の風景がいい。
見上げる視界に、様々な色合いの躑躅が広がる。

でも、丸く刈られておさまっているからといって、品性は隠せないぞ(笑)。


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品性は隠せないといったら、伊藤千尋の「反米大陸」という集英社新書。
アメリカという国が民主主義という言葉の陰で、
どれだけひどいことをやってきたか、これからもやろうとしているかがよくわかる。

僕たちはTVや新聞のニュースを見て、何かがわかったような気になったりするけれど、
本当のことは何にも知らされていないのだ。
どこかで作られた歪んだ情報しか目や耳には入ってこないということを、
こういう本を読むと思い知らされる。

911がアメリカのでっちあげだということさえ未だに知らない人がいる。

読む暇がない人は、松岡正剛氏の書評でその一端を垣間見ることができます。
http://www.isis.ne.jp/mnn/senya/senya1232.html


何かに目がくらんだ人間のすることは本当につまらない。

誰かが泣いて、誰かが黒い夢を見て、
挙句の果てにみんなが神様に救いを乞うのだ。


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僕はもう、炭を焼いて暮すのもいいかと思っているところです。


2008年5月 3日

落花生を植えた

去年、あんなにおいしかったので、今年も落花生を植えようと思って、
畑を二畝ほど空けていたのでした。
今日、無事に落花生を植えることができました。


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実は5月の中旬には畑が空くだろうと思っていたのが大きな誤算。
ちょうど今、さやえんどうの白い花がいっぱい咲いて、
毎日、毎日、えんどうざんまい。
どうやら5月いっぱいぐらいは畑が空きません。


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さやえんどうとスナップエンドウ。
みんなスナックエンドウとかいったりするけれど、
本当は「スナップエンドウ」が正しい呼称だということを
知っている人は少ない。

1983年(昭和58年)に農林水産省により名称が統一されたのだ。
今度から、スナックとかいってる人がいたら、
訂正してあげてください。

ところで、さやえんどうやスナップエンドウというのは
炒めたり、卵とじにするとおいしいのだけれど、
焼いてみると、これがまた甘みが増しておいしいのです。
やってみるといい。


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もう、この辺では田植えの準備が整いました。
夕焼けを映す水田がきれいです。

追伸
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5月9日(金)に大国の浄光寺さんでチェロコンサートを開きます。
伊藤哲次さん(広島交響楽団)をお招きして、
バッハの無伴奏チェロ組曲を演奏していただく予定です。

なかなかこんな機会はありません。
ご都合がつくようであればぜひお越しください。

詳細はこちらの「ご案内」をご覧ください。

席数に限りがありますので、来られる方は事前にご連絡くださいね。