えんどう畑のあたりで
えんどうのつるは、雨が降るごとにぐんぐん伸びる。
やがて白い花が咲いて、気がつくとえんどうの林になっている。
そこにかがんでえんどうを見上げると、
本当の林のようでおもしろい。
その花がしぼむと、あとからすぐにも実ができる。
その実もみるみる大きくなって、すぐにも食べ頃になるだろう。
そうなりゃ、たいへんだ。
来る日も来る日もえんどう御膳。
豆になるまで待ってもいいが、
そうすりゃいつまでも畑が空かない。
「まだですかねぇ」って、次に植える種が順番待ちだ。
黒茄子、生姜に落花生、すいかにかぼちゃにズッキーニ。
いそがし、いそがし、あー、いそがし。
いちごの花も咲きました。
今年は少しいい土のところに移植。
牛ふん入りの大国B君をたっぷりあげたので、
今年はきっとおいしい実がなることでしょう。
ルッコラね。
ごまじゃないのにごま風味のヤツ。
こういうハーブ系のやつは、一度土になじむと繁殖力が強い。
知らないうちに、あっちこっちに芽を生やす。
強いといえば、たんぽぽ。
たん、といって、ぽぽ、っと咲くのはいいが、
日本たんぽぽを駆逐するのは、ちょっといけない。
うちの庭じゃ、西洋たんぽぽは撲滅種に指定されている。
そんな春の日。