開墾地

まるで墓穴を掘っているようだが、そういうわけではない。
春蒔きの種をたくさん入手したので、畑が足りなくなったのだ。
畑にできるところはどこでも畑にしたい。
そう思って2,3日前から空地を掘り返していたのだが、
もともと蔵のあったところなので、大きな礎石があったり、石ころがあったり、
その上に、蔵を解いた時の壁土や、割れた瓦や、不燃物等が重なり、
さらに抜いた草や、枯れた花や、しおれた野菜なんかを
野積みにしていたところなので、始末が悪い。

少し掘っては石ころを拾い、岩を持ち上げ、
かがんだ姿勢で、そうして長く作業をしていると、
まったく精根尽き果てる。
それでも昨日なんかは、
スコップの先がガツンと陶器に当たった。
どうせ割れた破片だろうと思って周りを掘ってみると、
何と完全な大きな壺が埋まってある。
おっと、ついに宝物!かと、ドキドキしながら掘りあげた。
土で埋まった壺の中は、大判小判がざっくざく。
だったらよかったのに。
底の底までさらっても、やっぱり瓦の割れたのやら、
大きな石ころ、小さな石ころが詰まっているだけだった。
がっくり。

明日は「大国B君」を鋤き込んで、畝を作ろう。
そして、サクラが散る頃に種を植えよう。
もちろん野口種苗の固定種をね。
どんな種を買ったのかというとね。
・世界一トマト(東京周辺で戦前・戦後に最も作られていたトマト)
・奥武蔵地這胡瓜
・早生真黒茄子(多くのF1種の片親となった茄子)
・東京南瓜(西洋南瓜の日本での元祖。芳香青皮栗南瓜)
・丹波黒大粒大豆
・沖縄あばし苦瓜
・ズッキーニ
・食用種南瓜
・タイガーメロン
・旭大和西瓜(交配種の母親として使われる西瓜)
とか。
あと、昨年好評だった落花生をどこかに植えたいと思っています。
ミニトマトもあれば便利だしなぁ。
うーん、やっぱり畑が足りない。


