無農薬、無肥料、不耕起、自然生え
ところで、本格的に暖かくなる前にと思って、
畑の整備をしています。
家のウラ(第一農場)は近くていいのだけれど、
元々蔵や納屋が建っていたところなので、土があまり良くない。
砂地のところはまだいいのだけれど、
陶器でも焼けそうな灰色の粘土質のところもあって、
割れた瓦や石ころもたくさん。
去年、半分ほどの土地を開墾して、
とりあえず無計画に野菜等を植えたので、
今年は残っている土地も開墾して、
連作のことや第二農場との関連とか
少しはそういうことも考えていこうと思っています。
今はまだ、冬越えのだいこんやほうれん草やキクナやが残っており、
種から芽が出たニンジンや、つるが伸びてきたえんどう豆もあるので、
さしあたりジャガイモを植えつけたぐらいです。
将来的には、ハーブや薬味や葉物や果物は第一農場で、
イモ類、タマネギ、トマト、ナス、きゅうり、落花生等、
量がある野菜は第二農場で育てていけばと考えています。
しかし、連作を嫌う野菜があるので困りものです。
それから、
今出回っている種がほとんど「F1」だということを初めて知りました。
若杉友子さんのいう「次世代に続く種を決してつけない死の種」。
そんな交配種を、誰もが毎年買い続けないといけないようになっている。
種子メーカーの陰謀。
PCメーカーとグルになったWindowsのバージョンアップみたいだ。
何とも、無知というのはつまらない。
JAの苗がいいとか、
タキイの種が芽が出やすいとか、
どこかでそんなことを鵜呑みにしていた。
だから無農薬とか有機栽培がどうとか、
もうそんな生温いことじゃ全然だめで、
鶏糞だって牛糞だって化学物質漬けなのだから、
無肥料は当たり前。
固定種を入手して、無耕起の自然生え(じねんばえ)にしない限りは、
土本来、植物本来の力を引き出すことができない。
自家採種しか信用できないなんて、
いつの間にかそんなことにまでなってしまっている。
知らぬは主ばかりなり。
やれやれ。
コメント
やってますね。畑を渡されて2年ちょっと。以前当たり前のように農薬や化成肥料を使っていた場所と更地だったところ。無農薬有機にしようと日夜学習。
理想的な完全無農薬はよほど細心の注意を払っていないと出来ないことを知りました。F1でなくても種そのものが消毒してある。じゃがいもはどの本を読んでも苗屋で消毒した種芋でないとウィルス病になると書いてある。固定種は簡単には手に入らない。有機だからマルチがわりに分けて貰った稲藁を敷く。その稲は農薬を使っていないかどうか確かめるのには時間と度胸がいる。
地方独特の種を手に入れても化成肥料で育っている。そんな時代なのですよね。ただ、大国の竹と、土壌改良剤
(菌と米糠をミックスする方法で)実験し始めました。(ラクトヒロックス)連作障害を少なくし、堆肥を有機で作る人体実験ですね。結果は誰にもわからないでしょうが…。
水源地近くに住んで水がうまいと言ったら一番塩素が強い距離だと笑われました。
Posted by: NOZU | 2008年3月14日 10:54
肥毒はすぐには消えないけれど、
少しずつ、次の種から、次の野菜からでも始めないといけませんね。
固定種は手に入るところがありますよ。
■野口種苗
http://noguchiseed.com/
知る人ぞ知る、若杉友子さんの文章が衝撃的です。
■若杉友子さんのインタビュー
http://amanakuni.net/Namaenonai-shinbun/Namae129-masumi.html
私はこれを読み、悔い改めようと思いました(笑)。
Posted by: Caferoman | 2008年3月14日 12:12
おじゃましたのは、秋ごろでした(^^) 大塚まさじさんのライブがあったあとくらいだったかな? 娘が蚊にさされて、蚊取り線香出してくださったのを覚えていて、夏だったような気がしていました。出雲からおじゃました親子3人組です。まぁ夏でも秋でもどっちでもいいんですけどね(^^) ではでは!
Posted by: masa 追伸です | 2008年3月23日 00:28
そろそろ暖かくなってきたので、ぜひまた親子3人でいらしてください。
春の海もいいですよ。今はちょうど蚊もいませんしね(笑)。
Posted by: Caferoman | 2008年3月23日 00:44