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2007年9月20日

「大塚まさじ」 月あかり竹あんどんライブ

いったい、いつまでこんなことやってるんだろう。
9月も終わろうとしているのに、今日だってカラカラの陽射しが
黒い屋根瓦を馬鹿みたいに照りつけていた。

でも、いいや。
おかげでこんな日は夕焼けがとてもきれいだ。

yugure.jpg


早くしないと陽が沈んじゃうからって。
急いで突堤にのぼり、ふと町を振り返った。
そうしたら、夕日に照らされた家なみは
どれもこれもみんなほんのり赤く染まっているじゃないか。

こんな不意の時間。

この時間をここでこうしている自分が、
本当にここでこうしている自分だということが、
何だか嘘みたいに思える時がある。


sunsetlive.jpg


こんな日は、太陽が最後のひとかけらまで惜しむように水平線にすがっている。
そうして最後には、もう堪えきれないといった風に、
「あっ」という小さな声を残して、ひとり海の底に沈んでいくのを見ることができる。


24日のライブの日にも、
宅野を訪れる人にこんな夕焼けを見せてあげられればいいのだけど。
18時開場だから、少し早めにくればちょうどいい。


日が暮れる頃には、月が輝きはじめる。
ライブをやる大塚まさじさんは、どうも「月」と関連が深いらしい。
息子さんにも「月」という名前をつけたというから相当だ。
24日はあいにく満月じゃない、
それでも天気が良ければ月あかりがきれいだろう。

それでもあかりが足りないのなら、少しあかりを灯そうか。
そう思って「竹あんどんライブ」にしました。


takeandon.jpg


ゆらゆらと揺れるろうそくの灯りと、
ゆらゆらと揺れる竹あんどんの影がお揃いでダンスして、
まさじさんのつまびくギターにあわせ、
「こんな月夜に」を歌い出す。

そういうのがいいなぁ、と思ったのでした。


しかし、物事には準備というものが必要で(笑)。
山から切り出してきた孟宗竹を節のところで斜めに切って、
その中に大きなろうそくを据え付けるのだが。

まず、その竹を切り出すのがたいへんだ。
それにひとつひとつ斜めにスパッと切るのがしわい。
こんな時に、居合い抜きで50個ほどスパスパやってくれる人がいれば
いいのだけれど。

22日はチーナカ豆さんのライブのお手伝いに出かけるから
23日の午後から頑張って作ろうと思っています。
さて、24日のライブ開場には竹あんどんがいくつ並べられることやら。


急募! 竹あんどんづくりを一緒にしてくれる方。
 ※お手数ですが、工具持ち込みでお願いします。
 ※すでに作ったものをご持参いただいても結構です。

よろしくね。